ワシントンD.C.を自転車で攻略するコツ
はじめに
私たちのグレート・アメリカン・ロードトリップで、ワシントンD.C.は期待と不安が入り混じった印象でスタートしました。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑の除幕に合わせて訪れ、ダン・ブラウンの『ロスト・シンボル』に触発されて実際の舞台を巡ることを楽しみにしていました。

Capital Bikeshare(CaBi)で街を巡る
ワシントンは巨大な政府建築と、北部のエッジィなエリア、個性的な街が点在し、中心がやや散漫に感じられます。そんなときに登場したのがCapital Bikeshareです。自転車はD.C.を本当に制覇する最適な手段となりました。

アイコンからスタート
まずはホワイトハウスへ。ニュースでよく見るあの建物を実際に目にし、周囲を散策しながら博物館にも足を運び、Googleマップで徒歩約3マイルを歩きました。ロンドンやニューヨークのように近隣を歩き回るのは難しいため、地下鉄は便利ですが、地下にいると街の景観が見えません。そこでCaBiのステーションを見つけ、サイクリングが救いの手となりました。

利用方法と料金
住民は年額75ドルのパスで利用できますが、観光客でも手軽です。24時間利用は5ドル(現在は7ドル)、3日間は15ドルで購入できます。端末でカードをスワイプし、コードを取得して頑丈なクルーザー型自転車を解除。30分以内の乗車は追加料金なしで、ステーションに戻して2分待てば再度利用可能です。全市に1,100台以上の自転車が配置されているため、空きはほぼ保証されます。延長は30分ごとに1.50ドル以上の料金がかかりますが、従来のレンタルに比べて格段に安価です。

夜のライドとおすすめスポット
夕暮れ時、司法省付近で自転車を止め、ナショナル・モール、キャピトル、ワシントン記念塔を夜景で巡りました。再度自転車を借りてマサチューセッツ・アベニューを走り、活気あるデュポン・サークルへ。仕事帰りの人々で賑わうこのエリアは、ホテルヘリックスからも徒歩圏内です。夜のサイクリングは、涼しい風と少ない交通、ゆったりしたペースで写真撮影や思いがけない寄り道が楽しめます。

地元の食事と隠れた魅力
翌朝、地元の人からの情報でトリニダードのCapitol City Dinerへ向かいました。パスの残り時間で自転車で簡単に到着しましたが、店内は油っぽく雰囲気はやや荒く、期待外れでした。しかし、そこから見えてきた静かでカラフルな住宅街は、車では決して味わえないD.C.の本当の姿でした。

自転車が見せる本当のDC
午後は裏通りや幹線道路の自転車レーンを縫うように走り、最初は不安だったものの、次第にその便利さと安全性に感動しました。明確に表示されたレーンが多く、初心者でも安心して走れます。

自転車が変える街の姿
これまでコスタリカ、オタワ、モントリオール、ニューオーリンズ、ラオスなどで自転車で街を探索してきましたが、D.C.でも同様に自転車が街を新しい視点で見せてくれます。できるだけペダルを優先することをおすすめします。

便利なアプリ
iPhoneユーザーはSpotcycleアプリを使うと、D.C.だけでなくボストン、ミネアポリス、オタワ、トロント、モントリオール、ロンドン、メルボルンのCaBiステーションの空き状況をリアルタイムで確認できます。




