サリーナ・トゥルダ:塩坑の地下テーマパーク
初めてルーマニアを訪れる計画を立てたとき、トゥルダの塩坑「サリーナ・トゥルダ」を知り、そこが地下のテーマパークだと知って驚きました。トランシルバニアに到着してすぐに向かったこの場所は、実に壮大でした。
歴史
古代、この地域は「ダキア」と呼ばれ、ローマ帝国の支配下で最初の採掘が始まりました。ローマ人は塩、銀、鉄鉱石、そして多金属金を見つけました。
ローマ帝国がダキアから撤退した後、一度は鉱山が閉鎖されたと考えられます。ハンガリー王室の文書や1075年の記録にトゥルダ城の情報がありますが、塩坑に関する最初の記録は1271年です。
13世紀から16世紀にかけては、塩坑だけでなく塩浴場も存在しました。採掘は20世紀前半まで続きました。
テーマパーク
1992年に観光名所として人気を集めたサリーナ・トゥルダは、2008年に寄付金でリニューアルが始まり、2年後に現在のテーマパークがオープンしました。
入口付近でまず目に入るのは「エコーズ・ルーム」と「クリヴァック・ルーム」の2つの部屋です。まだ本格的な遊園地ではありませんが、見学価値があります。
本格的な塩坑エリアへ進むと、エレベーターへ並ぶ長い列に気付くでしょう。実は階段もあり、列を避けて速く下りられるだけでなく、素晴らしい景観も楽しめます。階段は長い木製の通路の先にあり、少し怖いかもしれませんが、写真で確認できます。
地下に降りるとまず目に入るのは観覧車です。その下には「テレジア坑」と呼ばれる別フロアがあり、塩の島が浮かぶ地下湖があります。ボートに乗って湖を横断でき、待ち時間はありますが体験する価値があります。
サリーナ・トゥルダではミニゴルフや卓球、ボウリングも楽しめます。軽食やドリンクが購入できるバーも併設されています。
観光実用情報
- 地下は外より寒いため、上着などの防寒具を持参してください。
- 見学には1.5〜2時間程度を見込んでください。
- 入場料は20レイです。
- 湖のボートは20分で10レイ(最大3名)です。
- 観覧車は5レイです。
- クルジュ・ナポカからはバスで7レイの料金でトゥルダへ行けます。
まとめ
サリーナ・トゥルダは一見奇抜に思えるかもしれませんが、地下空間の壮大さと多彩なアトラクションが魅力の観光スポットです。トンネルや広大な空間を体感したことは、他では味わえない貴重な体験です。ぜひ訪れてみてください。がっかりはしません。
トランシルバニアを車で巡る際は、2時間ほど南に位置するコルヴィン城も併せて訪れることをおすすめします。国内でも屈指の壮麗さを誇ります。




