ワシントンDC・ブルックランド:小ローマと芸術が息づく街
新興アート地区から広大な緑地、そして「リトルローマ」まで、ブルックランドの魅力を探る
リトルローマ:カトリック大学と壮大な教会群
1887年にカトリック大学が設立されて以来、ブルックランドは「リトルローマ」と呼ばれる教会・礼拝堂・修道院が点在するエリアへと変貌しました。木々が並ぶ街路には歴史的な住宅やレトロな店舗が立ち並び、ブルックランド・メトロ駅近くの中心アートゾーンにはギャラリーやパフォーマンススペースがあります。
カトリック大学のキャンパスは193エーカーの樹木に囲まれ、ロマネスク様式の石造建築と、日光浴やフリスビーに最適な広々とした芝生の中央広場があります。そのすぐ向かいには、北米最大、世界でも有数のカトリック教会である全米無原罪聖母大聖堂(Basilica of the National Shrine of the Immaculate Conception)がそびえ立ちます。ガイドツアーやセルフツアーで、聖母マリアに捧げられた多数の祭壇や、3階建てのモザイクで描かれたイエス像を鑑賞できます。
フランシスコ修道院と聖地のレプリカ
1899年に創設されたフランシスコ修道院(Franciscan Monastery of the Holy Land of America)は、ビザンティン様式の聖墓山教会(Church of Mount Saint Sepulchre)を中心に、数百本のバラが咲く庭園や、ルルドの洞窟など聖地のレプリカが配置されています。ガイド付きツアーで修道院の敷地や教会内部、上部教会から地下室に至るまで、僧侶が案内してくれます。
聖ヨハネ・パウロII国立聖堂
聖ヨハネ・パウロII国立聖堂(Saint John Paul II National Shrine)では、10室の展示ギャラリーで教皇の生涯と遺産を紹介。個人の遺品や映像、インタラクティブディスプレイが楽しめます。毎日ミサが行われるRedemptor Hominis教会や、教皇の一級遺骨が安置されたLuminous Mysteries Chapelも見どころです。美しいモザイクが祈りと瞑想の空間を彩ります。
アートウォークとダンス・プレイス
ブルックランドの創造的な雰囲気は、モンロー・ストリート・マーケット(Monroe Street Market)のアートウォークで体感できます。レンガ舗装の歩行者通路には、地元の陶芸家、画家、クラフト作家のギャラリーが並び、週末にはオープン。木彫りの胸像やヴィンテージの旗が付いたクッション、数多くの絵画などが販売されています。近くのDance Placeでは、年間100回以上の公演が開催され、コンテンポラリーダンスやサルサなど多彩なパフォーマンスが楽しめます。
飲食とブリュワリー
食事やドリンクも充実。まずはRight Proper Brewing Companyのブルックランド・テイスティングルームで、週末の無料ツアーと12本のタップから注がれるビールを堪能。その後はアートウォークにあるBrookland Pintへ。壁画に描かれたモニュメントや国立聖堂を背景に、地元産を中心に24種類以上のビールが提供され、パブ料理も楽しめます。




