バージンの谷(Cañada de la Virgen)
先祖の足跡をたどる
サンミゲル・デ・アジェンデと言えば、ギャラリーやブティックホテル、石畳の通り、そして街を練り歩く音楽隊が先導する「カレホネアダス(街頭セレナーデ)」で彩られる巨大な紙粘土人形(モヒガンガ)を思い浮かべるでしょう。しかし、そこに考古学的遺跡があることはあまり知られていません。
バージンの谷(Cañada de la Virgen)とは
先住民族オトミ族が築いた古代天文観測施設で、サンミゲル・デ・アジェンデから数マイル離れた場所に位置します。遺跡は5つの建造物からなり、いずれも保存状態は良好ですが、一般公開されているのは3つだけです。
十三の天の家(La Casa de los Trece Cielos)
高さ52フィート(約16メートル)のピラミッドで、日時計・暦・埋葬施設として機能していました。太陽、木星、金星の動きと完全に一致するように設計されています。
最長の夜の家(Casa de la Noche Más Larga)
ピラミッド状の地下室、沈み込んだ中庭、プラットフォームなど複数の建築要素から成り、埋葬儀式や公共の祭事に利用されていました。
風の家(Casa del Viento)
壁画の痕跡や風の神エヘカトル(Ehécatl)を祀る祭壇が残っています。また、集落の3段階にわたる建設過程も見ることができます。
アクセス方法
ATVや乗馬ツアーで訪れるのが一般的ですが、サンミゲル・デ・アジェンデ‑グアナフアト高速道路(ダム経由)を利用すれば車でもアクセス可能です。




