ボヘミアンとサクソン・スイスパーク:プラハ日帰りツアー
まず最初に、ボヘミアン・サクソン・スイスパークはスイス本国とは全く関係がないことをお伝えします。18世紀にスイス出身の画家二人が、ここの風景が自国のスイスに似ていると感じて名付けました。
チェコとドイツの国境にまたがるこの公園は、ドイツ側(サクソン)とチェコ側(ボヘミアン)に分かれていますが、管理は両国が協力して行っており、どちらから訪れても景観の違いはほとんど感じられません。

ボヘミアンとサクソン・スイスパークの全体像
プラハでの滞在は1日だけでしたが、残りの時間は現地ガイドのトニーさんと共に、ボヘミアン・サクソン・スイスパークを巡るツアーに参加しました。
ツアー第一部:ボヘミアン国立公園の探索
プラハから車で約1時間。ティーサ岩(Tisá Rocks)というハイキングスポットに到着します。観光客で賑わうプラハから、まるで別世界のような岩山が広がる光景は圧巻です。

入園券を購入すると、チケットブースの両側にある2kmの散策路がスタート地点になります。ここから「ティーサ岩教育路」と呼ばれる迷路のような岩場へと続きます。
1920年代まではガイドなしで立ち入ることは禁じられていましたが、現在は自由に歩けます。ただし、岩の配置が複雑なため、ガイド同行をおすすめします。

西側の小道は「小ティーサ岩」へ、東側は高さ70mに達する「大ティーサ岩」へと続き、56個の番号が付いた岩が壁のように連なります。往復は約1時間で、写真撮影に時間を取らなければスムーズに回れます。

何千年もの風化を経て形成された巨大岩は、今も微妙に形を変え続けています。そのダイナミックさを肌で感じながら歩くのは、まさに自然の壮大さを体感する瞬間です。

ツアー第二部:サクソン・スイスパークへ
ティーサ岩を後にし、チェコの小さな村メジ・ロウカで地元のビールと伝統料理を堪能した後、ドイツ側へ向かいました。

ドイツ領に入ると、すぐに街並みが整備され、清潔感が際立ちます。ドイツ人の建築へのこだわりが随所に見られ、自然と調和した景観が印象的です。
ドイツでの生活に関する別記事は、別の旅行ブログをご参照ください。
現地ではエルベ山脈(Elbe Mountains)と呼ばれる地域を散策しました。実際には山脈というより、砂岩の奇岩が林立する風景です。その姿はインド・ハンピの岩群を彷彿とさせます。

足元に広がるエルベ川、川岸に点在する村、平坦なリリエンシュタイン(Lilienstein)の岩頂に残る城跡、遠くに見えるケーニヒシュタイン要塞(Königstein Fortress)など、見どころは尽きません。列車が遠くを走る様子も、風が冷たくても時折暖かな瞬間があります。

バステイ橋:旅のハイライト
「Bastei(バステイ)」はかつて近くのヌーラーテン城(Neurathen Castle)を守る要塞の意味です。岩の間に架かる砂岩の橋「Bastei Bridge」は、200年以上前から旅行者に愛され続けています。

この橋は公園内で最も訪問者が多く、橋の上からはエルベ川と周囲の山々を一望できます。周辺にはホテル、レストラン、ガラス工芸品のギフトショップも整備されています。

最初の橋は1592年に記録され、19世紀に木製橋が建設されました。その後、現在の砂岩橋へと改築され、階段も設置されてアクセスが容易になりました。
自力での散策も可能ですが、時間が限られている場合はプラハ発の1日ツアーがおすすめです。私は「Northern Hikes」というツアー会社を利用し、満足のいく体験ができました。
この記事は、チェコ共和国の観光スポットをまとめた情報サイトから引用しています。全39カ所の中でも、ボヘミアン・サクソン・スイスパークは外せない魅力です。




