香港で訪れるべきトップ10スピークイージー
香港の喧騒の中心に、禁酒法時代を思わせるスピークイージーがひっそりと佇んでいます。迷路のような路地や高層ビルの中に隠れたこれらのバーは、洗練されたカクテルと親密な空間を提供します。ここでは、厳選した10店をご紹介します。

Stockton(ストックトン)
セントラルの賑やかな交差点にある目立たない灰色の金属扉をくぐると、ハンター・S・トンプソンをイメージした隠れ家が現れます。ビロードのソファやフリーマーケット風のガラス食器、第二次大戦時代のレザー椅子が置かれたシガールームなど、ヴィクトリア朝の雰囲気が漂います。シグネチャーカクテルはレイモンド・チャンドラーの小説にちなんだ「Forty Four」など、職人技が光ります。
Butler(バトラー)
尖沙咀のショッピング街から5階に上がった場所にあるバトラーは、暗めの木材と温かい「いらっしゃいませ」の掛け声が特徴の本格的な和風空間です。5階はカクテル、6階はウイスキー専用で、各階とも20席以下の限定席です。予約必須の東京・渋谷スタイルの隠れ家です。

Foxglove(フォックスラブ)
高級傘店の外観に隠れたフォックスラブは、紺と白を基調としたモダンなバーです。架空の探検家フランク・ミンザにちなんだカクテルは、日本産ウイスキーやオチョ・ブランコなどプレミアムスピリッツを使用。毎晩ライブミュージックが楽しめます。
Iron Fairies(アイアン・フェアリーズ)
オーストラリア人デザイナー・アシュリー・サットンが手掛けた鉄工所をテーマにした店内は、10,000匹の保存された蝶が天井を飾ります。ポッティンガー通りの石畳階段下にあるフレーミングショップの裏手に位置し、ポップコーンチキンやバーガーと共に創作カクテルを堪能できます。
J. Boroski(J. ボロスキー)
ソーホーのエズラ・レーンに佇むクロムの入口は、列車車両と標本室を融合させた空間です。タランチュラの壁や甲虫のトンネルが印象的で、ミクソロジストのJ. Boroskiが提供する“コンシェルジュ”カクテルは、好みに合わせてオーダーメイドで作られます。

Mrs Pound(ミセス・パウンド)
上環にある外観はダミアン・ハースト風のスタンプショップ。内部はピンクと緑が映える空間で、チャイニーズティーカップに注がれるカクテル(例:Mr Ming’s Negroni with tea bitters)が特徴です。アジアンフュージョンの小皿料理と共に、ネオンインスタレーションはフォトスポットとして人気です。
Feather Boa(フェザー・ボア)
ソーホー・スタウントン通り38番地の重厚な金色カーテンと“Members Only”サインの奥にあるフェザー・ボアは、タッセル付きランプや楕円形ミラー、印象派絵画が並ぶアンティーク好き必見の空間です。公式サイトや営業時間はなく、深夜10時以降がピーク。イチゴ・ダイキリやエスプレッソ・マティーニが常連を惹きつけます。

Ping Pong Gintoneria(ピンポング・ジントネリア)
再開発が進む西環の旧卓球場を改装した広々とした空間は、赤いドアの向こうにネオンで照らされたジンバーが隠れています。高い天井とワイングラスで飲む客が、スペイン風タパスと共にヒップスターな雰囲気を楽しめます。

Employees Only(エンプロイーズ・オンリー)
ランカイフォンに佇むニューヨーク発のEmployees Onlyは、ネオンの“psychic”サインの裏に隠れています。長い木製バーカウンターで熟練バーテンダーが、クラシックカクテルを独自にリメイクし、神秘的な空間を演出します。
The Old Man(ザ・オールド・マン)
アバディーン通りにあるThe Old Manは、アーネスト・ヘミングウェイと『老人と海』に敬意を表した店です。元マンダリンオリエンタル・シャンガリラのバーテンダー、アグン・プラボウが手掛ける手頃な価格の実験的カクテルは、ヘミングウェイの作品名が由来です。常に賑わうミクロ・デンです。




