ムラサキツバメ、毎年アウターバンクスへ帰還
(ヘッダー写真:Coastal Carolina Purple Martin Society)
ウィリアム・アムステッド橋に渡ってくるムラサキツバメが再び戻ってきました。ミッション・サン・フアン・カピストラーノの有名なツバメと比較されることもありますが、彼らは毎年、アウターバンクスにある大切な巣場へ忠実に帰ります。
ムラサキツバメは北米で最も大きなツバメ科の鳥です。西海岸の仲間と同様に長距離渡りを行い、ブラジルや南米北部から旅立ちます。最新の衛星追跡によりこの渡りルートは確認されていますが、同じ個体が毎年同じ巣を選ぶかどうかは現在も研究中です。
名前に「紫」とありますが、実際の羽色は暗い青黒で、光の当たり方で青、ネイビー、緑、濃紫に見える虹色の光沢があります。
飛行中は40mphに達し、100〜150フィートの高さから水面に潜り込み、飲み水をすくい上げて再び上昇します。主な餌は蛾やハエ、蚊などの昆虫ですが、伝説ほど蚊を捕まえるわけではなく、主に高空で捕食します。
先住民は作物の近くに乾燥させたヒョウタンを吊るし、虫食い鳥を誘引する人工巣箱を作り始めました。この習慣はヨーロッパ移民にも受け継がれ、現在でも庭に設置するマーティンハウスはバードウォッチングの対象として人気があります。
なぜウィリアム・アムステッド橋が選ばれるのか
東海岸のムラサキツバメは、自然の樹洞や崖といった場所よりも、橋や住宅といった人造構造物を巣にすることがほとんどです。一方、西海岸では自然の死木や岩場が主な繁殖場所です。
秋になると、雛が成長し渡りの準備が整うと、約9,000マイル(約1万5千キロ)離れたブラジルへ向けて飛び立ちます。そして翌春、再びロアノーク島へ帰ってきます。




