サウスカロライナ・マートルビーチでタートルシーズン到来
シーズンの始まり
5月はサウスカロライナ州沿岸、特にマートルビーチでアカミミガメ(ロガーヘッド)の産卵シーズンが始まります。5月から10月にかけて、メスは大西洋から上陸し、砂浜を横切って砂丘に巣穴を掘り、約120個の卵を産みます。卵は55〜60日で孵化し、孵化したばかりの子ガメは海へ向かって全力で駆け出します。グランドストランド沿いのボランティア団体が毎日ビーチをパトロールし、巣や卵、子ガメを保護しています。

アカミミガメの現況
アカミミガメはサウスカロライナ州で最も目にする海ガメですが、絶滅危惧種のホオジロザメなどとは異なり「保護対象(threatened)」に分類されています。巣から海へと駆け抜ける子ガメの姿は、訪れる人に深い感動を与えます。ボランティアでなくても、ビーチ利用者ができる保護活動はたくさんあります。
- 産卵シーズン中は、日没から日の出までビーチから見える屋外照明をすべて消す
- 海側から見える室内灯は、カーテンやブラインドで遮光する
- 海ガメに光を当てたり、フラッシュ撮影をしない
- 巣作り中のガメは安全距離を保ち、決して近づかない
- ビーチを離れる前に、掘り起こした穴は必ず埋め戻す
- テント、椅子、パラソルなどの装備は、日没前に必ず撤去する



今シーズンの動向
グランドストランド地域のパトロール隊は、すでに早期の巣をいくつか発見しています。また、沖合でパドルボーダーが報告したところ、今年は例年にないほど多くのガメが観測され、来季の孵化数が期待できそうです。

観光・学びのスポット
海ガメ好きは、ブロードウェイ・アット・ザ・ビーチにあるリプリーズ・アクアリウムで、グリーンガメのガビィや地元種の展示を見学できます。マートルビーチ州立公園やハンティントンビーチ州立公園でもガメ保護プログラムが行われ、現場で巣を守る取り組みが見られます。産卵現場を目撃したら、Facebook の South Carolina United Turtle Enthusiasts(S.C.U.T.E.)へ報告すると、シーズン全体の巣の管理に役立ちます。




