ユタ州ザイオン国立公園 ナロウズハイキングの絶景
Springdale, Utah
ザイオン国立公園は、アメリカ屈指の自然の奇跡です。ザイオン・ナロウズのハイキングは、川の中を歩きながらそびえ立つ渓谷の壁に囲まれるユニークな冒険です。
コスタリカの野生動物が豊富なジャングルやグアテマラの活火山など、さまざまな場所で何年もハイキングをしてきましたが、ユタ州ザイオン国立公園のナロウズは、米国でも特に忘れられないコースのひとつです。
ザイオン渓谷は、ヴァージン川が刻む長さ約15マイル、標高1,500フィートの砂岩壁が連なる壮大な景観です。公園で最も人気のあるナロウズは、幅がわずか25フィートにまで狭まる区間もあり、その名の通り「狭い峡谷」を歩くルートです。
ナショナルジオグラフィックは、これを米国ベスト100アドベンチャーのひとつに選出しています。
ザイオン渓谷ハイキング
ナロウズの特徴は、トレイルの多くが川底に沿っている点です。壁がそびえ立ち、乾いた道がない場所では、ウエストまで水に浸かりながら進むか、短い泳ぎが必要になります。
私は11月の涼しく混雑の少ないオフシーズンに訪れました。寒さはありましたが、人が少ないのは大きな利点でした。
日の出前に起き、昼食と装備を詰め、可愛らしいスプリングデールのホテルから車で公園へ向かいました。道路沿いではバッジングシープが群れで草を食み、トレイルヘッドまでのドライブも景色の一部となりました。
ナロウズの凍える水面
許可不要のハイキングは、シナワバの寺(Temple of Sinawava)から開始します。必要ならシャトルでアクセス可能です。最初の1マイルは舗装された乾いた「リバーサイド・ウォーク」です。
その先からは川に入ります。秋になると、ハイカーは防水パンツやブーツ、ネオプレン製のソックスを着用し、約40°F(約4°C)の水温に備えます。
私はレンタルを利用せず、ショートパンツと普通のハイキングシューズで挑みましたが、2時間もすると足は氷のようにしびれました。
スロットキャニオンの絶景
不快感にもかかわらず、目を奪われる景観がそれを忘れさせてくれました。川の力で削られ、朝日の光に照らされる錆びた色の砂岩壁がそびえ立ちます。
壁通り(Wall Street)やナロウズといった名所を巡り、往復6時間のトレイルで出会ったのは約15人程度。その多くはゴールデンアワーの光を撮影するフォトグラファーでした。
ザイオン・ナロウズのハイキングは私のトップクラスの体験のひとつとして心に残ります。★




