古きフロリダの魅力:サニベル・ビーチとキャプティバ、バリアーアイランド巡り
フロリダは、何度でも訪れたくなるアメリカの遊び場です。サニベル島、キャプティバ島、そしてメキシコ湾に点在する小さなバリアーアイランドを巡り、私たちが出会った絶景と体験をご紹介します。
バリアーアイランドとは
フロリダはマイアミのナイトライフやジャクソンビル・ジャガーズだけでは語り尽くせません。州の南西端に足を伸ばすと、かつての古きフロリダがゆっくりと時間を刻む島々が待っています。リー郡には、車で行ける島もあれば、ボートでしかアクセスできない無人島もあります。どの島もフロリダらしさが詰まっています。
アクセス方法
サウスウェスト・フロリダ国際空港(RWS)に到着後、タクシー・ライドシェア、またはレンタカーでサニベル・コーズウェイを西へ約1時間ドライブします。コーズウェイを渡り終えるとサニベル島、続いてキャプティバ島に到着。ここからは日帰りクルーズやカタマラン、地元のプライベートチャーター(例:Southern Instinct)で、周辺の小さな島へ足を伸ばせます。
キャベジキー(Cabbage Key)
メキシコ湾に浮かぶ100エーカーの小島。名前はコールスローの材料ではなく、島内に自生する丈夫なキャベジパーム(キャベツヤシ)に由来します。車は入れませんが、のんびりとしたカメが島内をすばやく走り回ります。唯一の宿泊施設であるCabbage Key Innでは、パイナップル・ラム・コーヒーリキュールのカクテル「Cabbage Creeper」や、ノーベイクのフローズンキーライムパイをぜひ味わってください。
キャプティバ島(Captiva Island)
スペイン人が捕らえた先住民にちなんで名付けられたこの小さなバリアーリーフは、現在は静かな楽園です。サウスシーズ・アイランド・リゾート内には330エーカーの自然保護区と2マイル以上のプライベートビーチがあります。かつてはキーライム農園だったため、Harbourside Bar & Grill、Doc Ford’s、Bubble Roomなどで本場のキーライムパイを比較試食すると楽しいでしょう。
サニベル島(Sanibel Island)
キャプティバの姉妹島で、野生動物が豊富に生息しています。島の約半分を占めるJ.N. Ding Darling自然保護区(6,400エーカー)のおかげです。高級宿泊施設はCasa Ybelなど限られていますが、チェーンレストランは一切なく、静けさが何よりの魅力です。
サンカルロス島(San Carlos Island)
オステゴ湾財団のマリン・サイエンス・センターが、エビ漁業の現場ツアーを提供しています。モットーは「友達が輸入エビを食べさせない」こと。地元のDixie Fish Co.(1937年創業)では、フレッシュなエビやグルーパー、日替わりのフライドフィッシュが楽しめます。
カヨ・コスタ(Cayo Costa)
最大の隠れ家はカヨ・コスタ。無人の9マイルにわたるビーチは、かつてカルーサ族が暮らした楽園です。ボートでしか行けず、宿泊はテントのみ。シェル採集は最高ですが、イルカやマナティ、オスプレイ、ペリカン、さらにはワニまで観察できる野生の宝庫です。カヤックやスタンドアップパドルボードのレンタルもあります。
旅行計画のポイント
アクセス方法
フロリダ州フォートマイヤーズ(RWS空港)へ飛び、サニベル島まで約28マイル。ハイシーズンは渋滞が予想されるため、原因ウェイを渡るのに1時間余裕を持ちましょう。レンタカーが便利ですが、タクシーやUberでも十分です。
ベストシーズン
年間を通して温暖。冬は夜でも50°F(約10°C)を下回らず、夏は日中90°F(約32°C)前後です。ハリケーンシーズンは6月〜11月なので、天候情報は要チェック。
持ち物リスト
野生動物観察にカメラは必須。水中カメラやメッシュのシェル採集バッグもあると便利です。宿泊施設によっては、ビーチでの収穫物を洗う専用シンクや作業台が備えられています。
現地の豆知識
家族連れやリタイア世代に優しいエリアです。パーティ好きはフロリダ東海岸の方が合うかもしれません。
読書のお供に
ニューヨーク・タイムズベストセラー作家のランディ・ウェイン・ホワイトはサニベル島在住で、多くの作品の舞台になっています。2018年刊行の『Caribbean Rim』は、沈没した宝、海賊、殺人ミステリーが満載のビーチ読書に最適です。
フロリダでさらに冒険を
マイアミにとどまらず、今年は西海岸の隠れた宝石、セント・ピーターズバーグを訪れてみてください。絵のように美しいビーチコミュニティは、フロリダのベストシークレットです。ディズニーワールドでも大人になるプレッシャーは不要です。




