MoMAで芸術体験を変える方法
ニューヨークには、グッゲンハイム美術館、メトロポリタン美術館、そしてニューヨーク近代美術館(MoMA)と、世界的に有名な美術館が数多くあります。その中でも、建築・デザイン作品の充実したコレクション、30万冊を超える蔵書、3万点の映画資料を誇るMoMAは、訪れる価値が抜群です。
MoMAの歴史
世界で最も優れた近代美術コレクションを誇ると評価されるMoMAは、驚くほどシンプルな始まりから始まりました。1928年、アビー・ロックフェラー、リリー・P・ブリス、メアリー・クイン・サリバンの3人がランチタイムに「近代の巨匠を紹介する美術館を作ろう」という夢を語り合いました。
翌年、5番街730号のオフィスビル12階にレンタルスペースを確保し、3人が選んだ近代マスターの作品展が開かれ、MoMAは正式にオープンしました。当初は夫ジョン・D・ロックフェラーが財政支援に消極的でしたが、後に考えを改め、最大の支援者の一人となります。
現在、約20万点に及ぶ収蔵品は、従来の絵画様式を打ち破り、観る者の常識を揺さぶる作品群です。
MoMAの常設展示
拡張工事により、展示面積は約16,500平方メートルに拡大。1回の来館で見尽くすのは容易ではありません。初めて訪れる人にぜひ見てもらいたい常設展示をご紹介します。
- 1880年代〜1940年代コレクション:5階に配置。ゴッホの濃密な筆致やセザンヌの抑制されたパレット、デ・ステイルの幾何学的構成など、近代美術の礎を築いた名作が並びます。
- 1940年代〜1970年代コレクション:4階に展示。デ・クーニングやポロックの抽象表現、アンディ・ウォーホルのポップアート、ストリートアートまで、戦後の多様な潮流を体感できます。
- 1970年代〜現在コレクション:2階に配置。メディアアート、インスタレーション、デジタル作品など、現代の無限の創造性が詰まった展示です。
季節ごとの特別展やライブパフォーマンスは公式サイトで事前チェック。音声ガイドを利用すれば、キュレーターやアーティストの解説を聞きながら鑑賞できます。
MoMA PS1(クイーンズ)
クイーンズに位置するPS1は、実験的な展示や街中でのパフォーマンスを通じて、幅広い層へのアート普及を目指しています。毎年開催される「Young Architects Program」では、選ばれたデザインが夏季音楽イベント「Warm Up」の会場設計に採用されます。
MoMAの訪問ポイント
来館者が多く、特に週末は混雑が予想されます。平日の午後は比較的空いており、ゆっくり作品を鑑賞できるベストタイムです。
営業時間・駐車場
最新の営業時間は公式サイトをご確認ください。車で来館する場合、MoMA周辺には割引料金で利用できる駐車場があります。
チケット情報
MoMA本館とPS1の入場券は現地、公式サイト、または「New York C3チケット」で一括購入可能です。C3チケットは自由の女神像やトップ・オブ・ザ・ロックなど、NYの主要観光スポット3ヶ所への入場がセットになっています。
入場料は無料?
ニューヨーク市民や訪問者は、金曜の17:50〜21:00の間に無料入場が可能です。詳細は公式サイトの一般入場料をご参照ください。
所要時間は?
開館時間内であれば好きなだけ滞在できますが、平均的な滞在時間は約2時間半です。
絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションと多様なメディアが揃うMoMAは、ほぼ100年の歴史を持ちながらも常に最先端を走り続ける、必見の美術館です。
周辺の宿泊施設
MoMA周辺には多数のホテルが点在。観光の拠点として便利です。下記マップで宿泊先を検索できます。
Booking.comNew York C3チケットでお得にMoMAを巡る
C3チケットは、エンパイア・ステート・ビルディング、メトロポリタン美術館、自然史博物館など、NYの人気観光スポット3つへの入場がセットになり、最大30%の割引が受けられます。MoMA訪問と合わせて、ぜひご活用ください。
Header image Courtesy of The Museum of Modern Art © 2019




