ペロポネソス半島・コリントス湾西岸の東アカイア
はじめに
ギリシャはその美しさと多様性で常に私たちを驚かせます。今回はコリントス運河を越えて、東アカイア(エーキア)へ向かいました。この地域は先史時代から古代史までの遺跡が数多く残る一方、現代の生活も息づいています。
アクセスと交通
アテネからは新しく整備された高速道路が直結し、国際空港からも車で簡単にアクセスできます。また、パトラスの西に位置するギリシャ第3の都市パトラスに続く鉄道があり、アイギオ(Aigio)へは列車で約1時間です。アイギオはパトラスに次ぐ第2の都市で、かつてはアカイア同盟の中心地でした。
アイギオとその歴史
古代の歴史家パウサニアスは、アイギオがギリシャ将軍たちがトロイ戦争の決定を行った場所だと記しています。ホメロスも紀元前800年頃にこの地を言及しています。19世紀・20世紀にはレーズンとカランツの生産で繁栄し、現在は美しい港とレストラン、旧市場を利用した考古学博物館が魅力です。
宿泊と周辺の魅力
私たちはアイギオから7km離れたセリオニティカ(Selionitika)にある「ハーモニー・アパートメント」に宿泊しました。青く穏やかな海、山々の眺め、ビーチ沿いのタヴェルナ、そして毎朝の壮大な日の出が楽しめます。ホストはとても親切で、プールも完備されています。
近くの小さな漁村エレオナス(Eleonas)では、ディミトロプーロス・アパートメントに滞在し、テラスから直接海を眺めながら食事ができました。
ディアコプトのラック鉄道
ディアコプト駅から出発する「オドントトス」ラック鉄道は、約120年前に開通した歴史的な750mm軌道の鉄道です。全長22.35kmを約60分で走り、ヴァウライコ峡谷や旧メガ・スピライオン修道院を通過します。標高は海面から720mへ上昇し、最大勾配は17.5%です。
列車は途中のザクロウ(Zachlorou)で停車し、最終駅のカラヴリタ(Kalavryta)へ向かいます。カラヴリタは古代アルカディアの都市キネサ(Kynetha)の遺跡上にあり、豊かな自然と落ち着いた街並みが魅力です。第二次世界大戦の悲劇を伝える博物館もあり、訪問者は静かに追悼の意を表します。
食とワイン
ディアコプトでは、ホストのコストスが自宅のキッチンでその日の料理を披露してくれるタヴェルナでランチを楽しみました。また、テトラミュソス(Tetramythos)ワイナリーを見学し、地元のワインを試飲しました。
ビーチでは砂浜や小石の海岸で日光浴と泳ぎを満喫し、海辺のタヴェルナで新鮮なシーフードを堪能しました。
古代コリントスへの小旅行
帰路に古代コリントス遺跡を訪れ、聖パウロがコリントスの信徒に語りかけた場所を実際に見ました。
お問い合わせ
ハーモニー・アパートメント: info@harmony-apartments.com
エレオナス: info@elaeonas.gr
— アライン・ドビー




