『Another Europe』屋外写真展
ギリシャ・カルパソス島オリュンポスで撮影された、Reflex Photographers 創設メンバーのジョージ・タタキスによる写真が、2018年7月12日から8月9日までロンドン・キングスクロスで開催された屋外展示『Another Europe』にギリシャ代表として出展されました。
Another Europe:屋外写真展がキングスクロスを席巻
オーストリア文化フォーラム・ロンドンは、欧州委員会英国代表部およびEUNIC(欧州文化機関ネットワーク)と協力し、ロンドンの象徴的な地区・キングスクロスに屋外写真展を実施しました。本展示は欧州文化遺産年とオーストリアのEU理事会議長国を記念し、欧州全体を巡回する予定です。
展示はEU加盟28か国それぞれから1点ずつ、計28枚の写真で構成され、特別に設計されたコンクリートベンチに取り付けられました。ベンチは街中の休憩スポットとして機能しながら、写真という形で欧州の文化遺産と多様性を来訪者に提示します。
作品は、モニュメントや建築物といった具体的な遺産から、子どもの記憶、童話、演劇、風景、紛争、労働、祝祭、家族、文学、伝統といった無形の側面まで、幅広いテーマを網羅しています。
ベルギーのエルス・ヴァン・デン・メルシュが撮影したNATO観測塔、ギリシャのジョージ・タタキスによる結婚式の様子、スロバキアの伝統衣装を着た女性のポートレート(ペトラ・ライドヴァ)、チェコのカーニバルシーン(マルケタ・ルスカコヴァ)、アムステルダムのステーデリック美術館で展示されたジェフ・クーンズの彫刻をハンク・ウィルドシュトが撮影した作品、イタリアのマッシモ・ヴィタリが手掛けた地中海のビーチシーン、ローマフォーラムを撮影した作品、そしてイギリスのサイモン・ロバーツがチャールズ・ディケンズ祝祭のビーチシーンを紹介するなど、各国の個性が際立ちます。
「キングスクロス/セント・パンクラス地区はユーロスターの発着地で、しばしば英国の『欧州へのゲートウェイ』と呼ばれます。この場所は共通の欧州遺産を祝うのに最適です。」
「本展示はEU諸国間の長年にわたる協力の象徴です。欧州文化遺産年に合わせ、ロンドンで欧州の写真家たちの才能を紹介できたことを誇りに思います。」 – ハミッシュ・パーク(キュレーター)
ベンチは通常、屋外や公園での休憩用具として認識されていますが、本展示では写真の土台として活用され、訪問者が都市の喧騒からひと息つきながら共通の文化遺産について考える機会を提供しました。
ジョージ・タタキス
アテネ拠点の写真家ジョージ・タタキスは、ギリシャの風習や伝統行事をテーマにした作品で国際的に評価されています。National Geographic、Leica Magazine、Fstoppers などに掲載され、Reflex Photographers の共同創設者でもあります。また、写真検索・閲覧プラットフォーム pculiar.com を共同で立ち上げ、ギリシャをはじめ世界各地のイベントを紹介しています。




