カバニャス文化学院
概要
活気あふれるプラザ・タパティアの東端に位置するカバニャス文化学院は、グアダラハラを代表する建築的宝物であり、1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。ネオクラシック様式のメイン礼拝堂(Capilla Mayor)のドームには、メキシコの巨匠ホセ・クレメンテ・オロスコによる近代主義壁画が描かれており、同市の必見スポットとなっています。
歴史と建築
この壮麗な複合施設は、1805年から1810年にかけてスペイン人建築家マヌエル・トルサが設計し、司教フアン・クルス・ルイス・デ・カバニャスが創設しました。当初は孤児院兼病院として機能し、150年の間に最大で500人の子どもたちが暮らしていました。
オロスコの壁画
1937年から1939年にかけて、メキシコの「三大壁画家」の一人であるオロスコは、中央ドーム礼拝堂に57枚の壁画を描きました。炎や鎧、砕けた鎖、血、祈りといった象徴的なモチーフで自由への闘いを描き、先コロンブス時代のハリスコとスペイン征服をテーマにしています。これらはオロスコの代表作とされ、ファシズムや人権抑圧への警告とも解釈されています。ベンチはリラックスできるよう設置され、壁画を間近で鑑賞できます。
見学情報
英語を含む多言語での無料ガイドツアーが定期的に開催されています。インタラクティブなオロスコ展示や体験型アートスペースもあり、家族連れや子どもたちにも楽しめる工夫が施されています。




