ワッズワース・アテネウム美術館

2015年、米国最古の公共美術館であるワッズワース・アテネウムは、3,300万ドル(約33億円)の5年間にわたる大規模改装を完了しました。このプロジェクトにより、ゴシック・リバイバル様式の城館内の32のギャラリーと15の公共空間が刷新され、約5万点のコレクションが新たな姿で公開されています。
展示ハイライト
ハドソン川派の巨匠フレデリック・チャーチ(ハートフォード出身)や19世紀印象派作品、18世紀ニューイングランドの家具、コネチカット出身彫刻家アレクサンダー・カルダーの彫刻、そして超現実主義・戦後・現代美術の優れた作品群が展示されています。
モーガン・メモリアル・ビルディング
改装に伴い、ベアール様式のモーガン・メモリアル・ビルディングも本来の壮麗さを取り戻し、1,000点以上のヨーロッパ絵画、彫刻、装飾美術が鑑賞できます。
歴史と創設者
同館はハートフォードの慈善家ダニエル・ワッズワースが創設しました。彼はコネチカット州最古の開拓家族の一つの子孫で、貿易・製造・銀行・保険で築いた財産を背景に、芸術家ジョン・トランブルの姪フェイス・トランブルと結婚し、文化遺産を拡充しました。家族の敷地に建てられ、ワッズワース自身がハドソン川派の重要作品を寄贈して開館しました。その後、銃器メーカーサミュエル・コルトの未亡人エリザベス・ハート・ジャービス・コルトが1905年にコルト軍需品の販売から得た1,000点以上の品を提供し、コレクションはさらに充実しました。
特別ギャラリー
アミスタッド財団ギャラリーでは、卓越したアフリカ系アメリカ人アートと歴史的遺物が展示され、マトリックスギャラリーでは現代アーティストの最新作品が紹介されています。
来館情報
毎月第一木曜日は午後8時まで開館。平日の夜や週末には無料公開講座が開催されます。水曜~日曜の午後4時からは1時間以内の見学が無料です。




