今週のポラロイド:アリゾナ・ツーソンの街角アート
2010年に初めてツーソンを訪れたとき、ダウンタウンはほとんど人影もなく寂しい印象でした。食事処やカフェ、店舗はごくわずかで、1970年代後半に米国の多くの都市と同様に小売店が郊外のショッピングモールへ流出した結果、中心部は放置されていました。2000年代中頃から始まった再開発計画が、近年目覚ましい成果を上げています。
復興の足跡
再訪すると、変化は止まっていません。新しいカフェやバー、レストランが次々にオープンし、古い建物はリノベーションされ、路面電車の路線も復活しました。今年だけで、過去の全訪問を合わせた以上にダウンタウンを歩き回り、魅力的な飲食店や地元のクラフトビール醸造所、ニューヨークの名店に匹敵するピザ屋が立ち並んでいることに驚きました。過去5年間で約50軒もの飲食店やバーが新規オープンしています。
おすすめスポット:Cartel Coffee Lab
特に印象的だったのは、ブルックリンのウィリアムズバーグを思わせる広々とした新店舗「Cartel Coffee Lab」。活気に満ちた雰囲気は、私が最初に抱いた寂しいイメージとは対照的で、ツーソンの人々がこの再興を熱心に受け入れていることが伝わってきました。
街を彩る壁画とストリートアート
外観がリニューアルされた建物だけでなく、委託制作された壁画やストリートアートも目を引きます。特に4番街(4th Avenue)には飲食店や個性的なショップが立ち並び、カスタム鉄製ハートの彫刻が付いた花瓶が設置されました。これは今年からの新設ですが、すでに多くの人が「ラブロック」を掛けて愛情を表現しています。
過去の訪問では、再訪が不安に思えることもありましたが、現在のダウンタウンは未完のルネサンスを迎えており、今後も変化を追い続けたくなる街です。




