ラスベガスからフーバーダムへの日帰り旅行
ラスベガスのネオンとエンターテイメントに飽きたら、近郊の自然の驚異へ日帰りで出かけてみませんか。レンタカーさえあれば、壮大なキャニオンやフーバーダム、レイクミードなどが手軽に楽しめます。私たちも数年前に同様の旅をしました。
フーバーダムの概要
ラスベガスから南東に約30マイル(約48km)の場所に位置するフーバーダムは、1930年代初頭に完成した世界的な土木技術の結晶です。ネバダ州とアリゾナ州の境界にまたがり、レイクミードという米国最大の貯水池を形成しています。完成当時は世界最大のダムで、現在も国定史跡として年間約100万人の来訪者を集めています。
建設の裏側と挑戦
1900年代初頭に構想されたこのプロジェクトは、数々の困難を乗り越えて実現しました。革新的な建設技術の導入や、作業中に100人以上が犠牲になるなどの悲劇もありましたが、驚くべきことに計画より早く完成しました。
ダムの役割と供給
当初はコロラド川の氾濫を抑制し、灌漑用水を確保するために建設されましたが、現在では約800万人に水を供給し、100万エーカー以上の農地を潤しています。また、1939年に世界最大の発電所となり、1960年代までに増設を重ね、発電した電力で維持管理費を賄っています。
アートデコの美学
フーバーダムは単なる土木構造物ではなく、アートデコ様式の芸術作品でもあります。優雅な塔や放水口、30フィート(約9m)の青銅像、そしてネバダ広場に広がる巨大な「星座図」床など、先住民のモチーフ(動物、鳥、雨、雷)を取り入れた装飾が随所に見られます。
見学ツアーの案内
ダム内部に入るにはツアー参加が必須です。1時間のフルツアー(ビジタ―センター、発電所、ダム内部の通路)と、発電所だけを見学できるショートツアーの2種類があります。岩盤の奥深くに潜り、1秒間に9万ガロン(約340,000リットル)の水が流れる巨大ペンストック管を目の当たりにした後、エレベーターで上がりながらパノラマビューを堪能できます。インタラクティブ展示でダムの仕組みを学び、ビジタ―センターの展望デッキからはダム全体、レイクミード、コロラド川を一望できます。
レイクミードでのアクティビティ
壮大な砂漠の風景に囲まれたフーバーダムは、レイクミードでのボート、釣り、泳ぎ、ウォータースキー、ハイキング、キャンプなどのレジャーと相性抜群です。静かな湖面と乾いた大地が対照的な景観を作り出します。
実用情報
フーバーダムは感謝祭とクリスマスを除く毎日開園しています。一部エリアは車椅子やスクーターでのアクセスができません。また、フルツアーは8歳未満の子どもは参加できません。チケットは現地で購入してください。




