世界のバレンタインデーの風習
アメリカではバレンタインデーは恋人同士の愛を祝う日として定着しています。2月14日が近づくと、アメリカ人は花屋に駆け込み、ロマンチックなディナーを予約したり、オンラインで大切な人へのプレゼントを探したりします。
しかし、米国以外では2月14日はさまざまな意味や独自の習慣が息づいています。ここでは、世界の中でも特に注目すべき5つのバレンタインデーの過ごし方をご紹介します。
フィリピン:大規模結婚式
バレンタインウィークになると、何千人ものフィリピン人が結婚式で愛を祝います。多くの人が「マスウェディング」に参加し、数百組が同時に誓いの言葉を交わす光景が見られます。
昨年、ロサリオ市では700組以上がこのイベントに参加しました。マニラ・ブリテンによると、政府が主催する無料式典で、式場や食事、プレゼント、写真、結婚証明書までが提供され、経済的に困難なカップルを支援する心温まる伝統です。
日本:チョコレートとホワイトデー
日本ではバレンタインデーは女性が主役です。女性は恋人だけでなく、友人・同僚・上司にもチョコレートを贈り、Business Insiderの調査では1人当たり最大1万円近くを費やすこともあるといいます。
男性は1か月後のホワイトデーに、クッキーやキャンディ、さらにはランジェリーまで、白を基調とした返礼品で感謝の気持ちを返します。
デンマーク:スノードロップとガエッケブレヴ
デンマークではバラの代わりに、白いスノードロップ(雪の花)を贈る習慣があります。また、友人や慕う相手に手作りのバレンタインカードを添えてプレゼントします。
男性は匿名でgaekkebrevと呼ばれるユーモラスな詩を書いた紙を送ります。受取人が差出人を当てると、イースターエッグが贈られるというユニークな風習です(デンマークの伝統)。
ガーナ:チョコレートデー
2007年、ガーナ観光省はバレンタインデーを「ナショナル・チョコレート・デー」とリブランディングし、同国が世界有数のカカオ輸出国であることをアピールしました。
赤い服装やプレゼントといった西洋の要素に加え、チョコレートをふんだんに使った食事、博物館巡り、テーマディナーなどが楽しまれます。
エストニア:フレンドズデー(友人の日)
エストニアでは2月14日をSõbrapäev、すなわち「友人の日」と呼び、恋愛関係に限らず友情を称えます。友人や家族同士でプレゼントを交換し、シングルでもカップルでも誰もが参加できるのが特徴です。
もちろんロマンチックな要素も残っており、婚約や結婚式が行われたり、シングル向けに「ラブバス」などのイベントが開催されたりします。




