旅行で避けるべきマナー違反とトラブル回避のポイント
海外旅行は新しい人々と出会い、異文化に浸る絶好の機会です。しかし、普段の生活習慣が現地では無意識に失礼となり、"醜いアメリカ人"とレッテルを貼られることがあります。Travelzoo の旅行専門家が実体験に基づき、知っておくべきマナー違反をまとめました。これさえ守れば、世界各国の慣習を自信を持って楽しく体験できます。
服装に注意
イタリアやバチカンのカトリック教会・バシリカは厳格な服装規定があります。ミラノのドゥオーモで、スカートが短すぎたため入場を断られた経験があります(右図参照)。プラダの旗艦店では問題ありませんが、聖域では肩や胸元、膝が隠れる服装が必須です。ジーンズでも構いません。夏場はノースリーブの上に薄手のショールを持参すると便利です。
ムスリム諸国でも、特に女性は控えめな服装が求められます。ドバイでの裸足日光浴はNG。モロッコやエジプトでは、軽くて体を覆う素材の服を選びましょう。
ジェスチャーに注意
米国で親指と人差し指で作る "Vサイン" はポジティブですが、イギリスで手のひらを内側に向けて逆さにすると中指を立てたのと同じ意味になり、侮辱と受け取られます。
指差しは多くの文化で失礼です。特に日本では手のひらを開いた状態で示すのが無難です。フィリピンやコロンビアでは、指で示す代わりに唇を軽くすぼめて対象を示す習慣があります。
乾杯の作法
ロシアではウオッカのショットを受け入れるのが礼儀です。拒否すると握手を断られたのと同じ扱いになります。ジョージアでは長い乾杯が続き、話の途中で飲むのは失礼とされます。
ドイツ人はアルコールに寛容ですが、公共の場で酔っぱらうことは好ましくありません。ビールはザワークラウトやソーセージと一緒に楽しむと◎。
韓国や日本では自分で飲み物を注ぐのはマナー違反です。まずは年長者や上座の人のグラスに注ぎ、敬意と仲間意識を示しましょう。
チューイングガムと食事マナー
シンガポールは1992年にチューイングガムの販売・持ち込みを全面禁止しました。公共の場所でガムを噛むと、ドアや歩道が詰まるなどのトラブルが頻発したためです。違反すると最大3,000シンガポールドルの罰金、販売業者は懲役刑に処されることもあります。
サウジアラビアのラマダン期間中、非ムスリムが公共の場で食事をすると警告を受け、ムスリムは500リヤル(約130ドル)の罰金や最長数日間の拘禁が科されることがあります。




