ロバート・リードが提案する2011年の旅行トレンド11選
静かな年を経て、2011年の旅行は大きく回復しつつあります。今年の最大のトレンドとして、旅行専門家ロバート・リードが選んだ注目すべき11の具体的なトレンドをご紹介します。
米国南北戦争の再現イベント
ステレオタイプとは違い、実際に参加すると非常に臨場感があります。2011年は米国南北戦争150周年を迎え、4年間にわたる戦闘再現、時代衣装の舞踏会、専門家による講演が開催されます。米国国立公園局のマイクロサイトで詳細を確認してください。ハイライトは、7月23日にバージニア州マナサス(ブルラン)で行われる南北戦争時代の野球大会です。
テックフリー旅行
電子チケットやスマートフォンで旅行が便利になる一方、2011年はデジタル機器から離れる時間を持つことが推奨されています。35mmカメラやスケッチブックを持参し、ポストオフィスではがき作りに挑戦して、アナログな体験を楽しみましょう。
ニューヨークシティ
ニューヨークは2011年にさらに輝きを増します。コニーアイランドの復興が夏までに完了し、ハイラインのような歩行者フレンドリーな空間が拡大。9/11以来初めて、ワールドトレードセンター敷地が一般公開されます。
共産主義体験旅行
ソビエト連邦崩壊20年を記念し、冷戦の名残を巡る旅が注目されています。ブルガリアで1970年代のモスクヴィチをレンタル(約500ドル)し、当時のホテルに宿泊、トランスニエストリアで旅を締めくくるプランもあります。詳しくは「Best of Travel 2011」10選をご参照ください。
スペースシャトル最終打ち上げ
2月3日以降、ケネディ宇宙センターからSTS‑133が打ち上げられます。チケットは完売していますが、eBayで入手できる場合や、ケープカナベラル、ココアビーチ、ティトスビルから観覧することも可能です。NASAのライブ更新ページをチェックしてください。
米国メキシコ湾岸
2010年のBP流出事故とハリケーン・カトリーナの影響から回復しつつある地域です。フロリダ州ペンサコーラ近郊のガルフアイランズ国立海岸で、手つかずの白砂ビーチを楽しめます。
メキシコ再訪
豚インフルエンザや治安問題の懸念が薄れ、観光が復活しています。カボやカンクンといった有名リゾートだけでなく、メキシコシティから銀鉱山の町グアナフアトへ。植民地時代の雰囲気、ミイラ展示、山岳景観が魅力です。
アパートメントレンタル
ホテル料金の上昇に対抗し、Airbnb、HomeAway、Craigslist などで現地の住宅を借りるのがトレンドです。家族連れでも広々とした空間が確保でき、現地の暮らしを体感できます。
バス旅行の再評価
フライトの手間を省き、Wi‑Fi完備の格安バス(BoltBus、Megabus)を利用しましょう。ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンD.C. といった東海岸のハブから、シャーロット、ピッツバーグ、トロントへ直通です。
ニカラグア
中米の隠れた宝石です。サンフアン・デル・スルで1日25ドルのサーフレッスン、植民地都市グラナダとレオン(Lonely Planet が 2011 年に復活都市として紹介)を巡り、オメテペ火山のトレッキングも楽しめます。1日あたり20ドルで生活でき、ゲストハウスは25ドル程度です。
カナダの国立公園
世界初の国立公園制度が創設された100周年を5月に迎えます。ウッドバッファロー国立公園にある全長850メートルのビーバーダムなど、野生動物観察のチャンスが豊富です。Parks Canada の Discovery Pass を取得すれば、バンフをはじめとする100以上の公園へ無制限に入場できます。
新しい“食べ物”は音楽
料理だけでなく、音楽をテーマにした旅が注目されています。SXSW だけでなく、好きなアルバムや歌詞を旅のガイドブックにして、現地の本物の文化に触れましょう。




