アイスランドを訪れるベストシーズンはいつ?季節と天候の完全ガイド
アイスランドの訪問時期
今年のアイスランド旅行に最適な時期を徹底解説。夏のハイシーズン、冬のローシーズン、そしてオーロラ鑑賞に最適な時期など、目的別におすすめを紹介します。
長時間の昼光と比較的温暖な気候が魅力のため、多くの旅行者は5月から9月の春・夏に訪れます。
しかし、旅行の目的によって「ベストシーズン」は変わります。ゴールデンサークルのドライブ、オーロラ観賞、野生動物観察、野花鑑賞、混雑回避など、シーン別に最適な時期をご案内します。
さらに、月別の見どころや祭り、季節ごとのハイライトもまとめました。
私の好きな訪問時期
何度も訪れた経験から、個人的におすすめしたいのは秋の肩シーズン(9月〜10月)です。
特に9月と10月は、旅行者が減り、ゆったりと観光できる絶好の時期です。
なぜ秋がおすすめか
9月中旬になると、夏休みシーズンが終わり、多くの観光客が帰国します。残る観光客はいますが、混雑は大幅に緩和されます。
宿泊施設の料金も下がりやすく、予算を抑えやすいのが魅力です。
9月下旬から10月上旬にかけて、オーロラの出現頻度が上がります。
また、10月までならまだ遠隔地のFロード(未舗装道路)も走行可能です。
オーロラ観賞のベストシーズン
オーロラは9月から4月まで観測可能ですが、特に9〜10月と2〜3月が最も見やすいとされています。詳細な撮影ガイドは別記事をご参照ください。
写真撮影に最適な季節
季節を問わず美しい写真は撮れますが、秋・冬の低い太陽が作り出す柔らかな光は格別です。特にオーロラの光は必見です。
ホエールウォッチングに適した月
ホエールウォッチングシーズンは4月〜10月。最盛期は6〜8月で、レイキャビク、ヴェストマンナエイヤル諸島、アークレイリからツアーが出ています。
天候が最も穏やかな時期は?
最高の天候は夏のハイシーズンです。7月・8月の平均最高気温は13℃前後、20℃に達する日もあります。5月・6月は降雨量が最も少ないです。
費用を抑えたいなら
ホテル、航空券、ツアー、レンタカーが最も安いのは冬(11月〜2月)です。ただし祝日を除きます。費用と天候のバランスを取りたいなら肩シーズン(5〜6月、9〜10月)が最適です。
混雑を避けたい時期は
近年、アイスランドは観光地として非常に人気があります。混雑を避けたいなら、6〜8月の夏シーズンは避け、冬のほうが人が少ないですが寒さが厳しいです。
ハイシーズンとローシーズン
夏(6〜8月)ハイシーズン
夏は昼光が24時間に近く、観光に最適な気候です。5月下旬から7月下旬までは「ミッドナイトサン」現象が見られ、昼間はほぼ21時間の明るさがあります。
観光スポットはすべて開いており、道路状況も最良です。ただし、混雑と価格上昇がデメリットです。
月別の夏の天候
JUNE
平均降水量: 36mm
平均最低気温: 7℃
平均最高気温: 12℃
JULY
平均降水量: 60mm
平均最低気温: 8℃
平均最高気温: 13℃
AUGUST
平均降水量: 118mm
平均最低気温: 8℃
平均最高気温: 13℃
夏のメリット
- 全観光地が営業中
- 昼光が長く観光しやすい
- 天候が最も安定している
夏のデメリット
- 観光客が過密
- 宿泊・レンタカー料金が高騰
- 日が沈まないため睡眠が困難になることも
役立つヒント:日中に寝て、夜に観光すると混雑を回避できます。ミッドナイトサンが続くため、夜でも明るいです。
夏の持ち物リスト
アイスランドの夏は「暖かい」とは言いにくいです。帽子、スカーフ、手袋は必ず持参し、睡眠マスクもあると快適です。
夏のおすすめアクティビティ
ホエールウォッチング:20種以上のクジラが見られ、レイキャビクやアークレイリが拠点。
パフィン観察:4月下旬から8月中旬にかけて、ヴェストマンナエイヤル諸島やラトラビャルグ岬で観察可能。
ミッドナイトサン体験:6月21日の夏至前後は太陽が沈まず、幻想的な光景が広がります。
ハイキング&キャンプ:6月から9月末までFロードが開通し、内陸部の高原へアクセス可能。
ロードトリップ:リングロードやゴールデンサークルは夏が走行しやすいです。
夏の祭り
- アイスランド国民の日
- シークレット・ソルスティス・フェスティバル
- インターナショナル・バイキング・フェスティバル
秋(9〜10月)肩シーズン
9月から10月末までが秋シーズン。日照時間が短くなるにつれ宿泊費や航空券が下がります。10月は初雪が降り始め、オーロラ観測のチャンスも高まります。
紅葉と雨が織りなす独特の風景、渡り鳥の姿も見られます。
月別の秋の天候
SEPTEMBER
平均降水量: 110mm
平均最低気温: 5℃
平均最高気温: 10℃
OCTOBER
平均降水量: 155mm
平均最低気温: 2℃
平均最高気温: 7℃
秋のメリット
- 宿泊・ツアー料金が割安
- 観光客が少なく混雑が緩和
- オーロラの出現が期待できる
秋のデメリット
- 日照時間が短くなる
- 天候が急激に冷える
秋の持ち物リスト
強風と雨が頻発するため、防風・防水のレイヤーと厚手のジャケット、手袋、帽子を必ず用意しましょう。
秋のハイライト
フォレージング(採集):野生のブルーベリーやカラント、クローバリーなどが収穫でき、自然の恵みを味わえます。
Fロード探索:9月はまだ走行可能。10月以降は雪で閉鎖され、スーパージープが必要です。
氷河ハイキング:クランポンやアイスアックスを装備したツアーで、ソルヘイマヨークトル氷河を体験。
天然温泉:秋の冷えた空気の中で温泉に浸かると格別です。
秋の祭り
- レイキャビク国際映画祭
- Iceland Airwaves(音楽祭)
- ハロウィンイベント
冬(11〜3月)ローシーズン
寒さと雪があるものの、観光客が少なく宿泊費が大幅に安くなります。航空券、レンタカー、ツアーも格安です。
道路は凍結や積雪で危険になることがありますが、主要道路は速やかに除雪されます。
日照時間は4〜6時間と短く、冬至(12月21日)では約3時間しかありません。オーロラ観測には最適です。
月別の冬の天候
NOVEMBER
平均降水量: 110mm
平均最低気温: -1.5℃
平均最高気温: 3.5℃
DECEMBER
平均降水量: 119mm
平均最低気温: -3℃
平均最高気温: 2℃
JANUARY
平均降水量: 129mm
平均最低気温: -3℃
平均最高気温: 2℃
FEBRUARY
平均降水量: 106mm
平均最低気温: -2℃
平均最高気温: 3℃
MARCH
平均降水量: 116mm
平均最低気温: -2℃
平均最高気温: 3℃
冬のメリット
- 宿泊・航空・レンタカーが最安
- 観光客が少なくゆったり見学
- オーロラ観測に最適
冬のデメリット
- 路面が凍結し運転が危険
- 多くの観光施設が閉鎖
- 日照時間が短い
冬の持ち物リスト
「悪天候は服装次第」という言葉通り、厚手のウールセーター、防水・防風のジャケット、保温性の高い手袋、厚手の靴下、暖かい帽子は必須です。
全ての荷物は防水・防風・保温を基準に選びましょう。
冬のハイライト
オーロラ:冬は夜が長く、オーロラ観測に最適です。
氷の洞窟:11月以降に安全に入れるブルー氷河洞窟は、冬だけの神秘的な体験です。
エピックな写真撮影:低い太陽と長い黄昏がドラマチックな風景を演出します。
ブルーラグーン:冬の蒸気が立ち上る温泉は、混雑が少なくリラックスできます。
スーパージープツアー:スーパージープで雪上や氷河河川を走破し、内陸部へアクセス可能です。
春(4〜6月)肩シーズン
春は短く、5月下旬にラベンダー色のルピンが咲き乱れます。オーロラは4月初めまで見られますが、花と滝の水量増加が見どころです。
月別の春の天候
APRIL
平均降水量: 70mm
平均最低気温: 0.5℃
平均最高気温: 5.5℃
MAY
平均降水量: 63mm
平均最低気温: 3.5℃
平均最高気温: 9.5℃
JUNE
平均降水量: 36mm
平均最低気温: 7℃
平均最高気温: 12℃
春のメリット
- 宿泊・レンタカーが比較的安価
- 日照時間が増え、観光に最適
- 野花シーズンが始まる
春のデメリット
- まだ冬の寒さが残ることがある
- 昼が長くオーロラは見えない
春の持ち物リスト
春も「一日で四季が変わる」ことがあるので、レイヤーで調整できる防風・防水の装備が必要です。
春のハイライト
観光施設が再オープンし、野花が咲き乱れるシーズンです。
ヨークルサルロン氷河湖:氷河が溶けて大きな氷山が流れ出る様子が見られます。
紫色のルピン:6月中旬に広がる紫の絨毯は絶好の撮影スポット。
パフィン観察:4月下旬から8月中旬にかけて、海岸の崖に巣を作ります。
シルファラ・ダイビング:北米・ユーラシアプレート間の割れ目でのスノーケリングは、夏の混雑を避けるのに最適。
春の祭り
- サマー・ファースト・デイ祭
- レイキャビク・アート・フェスティバル
- シーフェスティバル
どの季節でもアイスランド旅行を満喫しよう!
本ガイドが季節と天候の選び方の参考になれば幸いです。いつ訪れても、火と氷の大地はあなたを感動させてくれるでしょう!★




