ニューヨーク州で車椅子利用者に最適な観光スポット
2020年7月26日は障害者権利法(Americans with Disabilities Act)制定30周年です。この法律のおかげで、アメリカは誰もが利用しやすい場所が増えました。車椅子利用者の旅行ブロガーとして、ニューヨーク州がいかにバリアフリーかを改めて実感しています。ここでは、車椅子で訪れやすいニューヨーク州のおすすめスポットをご紹介します。
2020年7月の更新情報:本記事は2016年に初掲載されたものです。COVID-19の影響で一部施設は臨時休業やサービス停止となっている可能性があります。訪問前に各施設へ最新情報をご確認ください。また、ニューヨーク州全域でマスク着用が義務付けられています。施設ごとに追加の安全対策がある場合があります。
FDRハウス&ミュージアム
フランクリン・ルーズベルト大統領自身が車椅子利用者だったことをご存知ですか? そのため、FDRハウスとミュージアムはバリアフリー設計が徹底されています。敷地内の「トップ・コテージ」は全米初のバリアフリー住宅として有名です。無料のシャトルバス「Roosevelt Ride(車椅子用リフト付き)」がエステートと近隣のポキプシー駅を結び、事前予約が必要です。自家用車で来る場合は敷地内にアクセシブル駐車場があります。障害者は「Access Pass」を取得すれば、全米公園の入場料が無料(本人+大人3名まで)になります。
ナイアガラの滝
ナイアガラの滝を眺める散策路はほとんどが車椅子対応です。ビジターセンターやヤギ島警察署で車椅子を貸し出していますが数が限られるため、可能であればご自身の車椅子をご持参ください。メイド・オブ・ミストのボートやナイアガラ・シーニック・トロリーも車椅子利用者に対応しています。さらに、Cave of the Windsツアーの恒久デッキへも車椅子でアクセス可能です。

レイク・ジョージ
上州の宝石、レイク・ジョージでクルージングを楽しみませんか? Y‑Knot Sailingは障害者向けに適応航海を提供しています。乗船時のサポートや、船上での車椅子使用も可能です。特別設計の船体は非常に安定しており、浸水しても沈まない構造です。さらに、Y‑Knotの航海は無料で体験できます。
スリーピーホロウ
この伝説的な町でもバリアフリーが充実しています。フィリップスバーグ・マナーが毎年開催する「ホースマン・ホロウ」では、凹凸のある道でも車椅子で回ることができます(心臓・呼吸器疾患、てんかん、密閉恐怖症の方はご遠慮ください)。また、毎年開催される「Great Jack O'Lantern Blaze」では、6,000点以上の手彫りかぼちゃアートを車椅子で鑑賞できます。

ジョーンズビーチ州立公園
ロングアイランドにあるジョーンズビーチ州立公園では、専用の軽量ビーチ車椅子を無料でレンタルできます(先着順・身分証明書持参)。これらの車椅子は砂上でもスムーズに移動でき、海辺でのレクリエーションを存分に楽しめます。

フィンガーレイクス・ワインカントリー
上州の名産、フィンガーレイクス周辺のワイナリーはほとんどが車椅子対応です。セネカ湖、キューカ湖、カユガ湖のワイントレイルを巡りながら、バリアフリーの宿泊施設やレストランもチェックできます。美味しいワインとともに、アクセシブルな旅を満喫してください。
ハイフォールズ・ゴージ(レイクプラシッド)
一年中開放されているこの峡谷は、オーサブル川が流れる岩壁と滝を眺める絶景スポットです。滝の散策路に沿って車椅子対応のルートがあり、上部・下部の滝を同時に鑑賞できます。近くのRiver View Caféも車椅子対応で、ハイキングの合間に食事が楽しめます。
サラトガ・レースコース
競馬ファン必見のサラトガ・レースコースは、車椅子用の観覧席がグランドスタンド(X・Yセクション)とクラブハウス(J・K・L・Mセクション)に設置されています。駐車場やATM、トイレもバリアフリーです。

自由の女神像とエリス島
ニューヨーク旅行の定番スポット、自由の女神像とエリス島はどちらも車椅子対応です。現地で数台の車椅子を貸し出していますが、数に限りがあるため事前に確認してください。自由の女神像の外部展望台はバリアフリーではありませんが、内部のエレベーターで上層デッキにアクセス可能です。フェリーは車椅子対応ですが、船内トイレはバリアフリーではないため、事前にトイレ利用を計画してください。車で来る場合は、フェリー乗り場近くにアクセシブル駐車場があります。
以上のように、ニューヨーク州には車椅子利用者向けの魅力的な観光地が数多くあります。ぜひバリアフリーの旅を計画し、ニューヨークの魅力を存分に味わってください。
詳しくはCory Leeのブログ「Curb Free With Cory Lee」でニューヨーク市とロチェスターのガイドもご覧ください。
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