旅行者必見の秋のおすすめ8冊
良い本は、しっかり詰めたキャリーオンに欠かせないアイテムです。旅行できない時の最高の旅とも言えます。そこで、ブックデリバリーサービスQuarterlaneとコラボし、秋のパスポート・コレクションをキュレートしました。Quarterlane創業者のエリザベス・レーンに、彼女の秋の読書リストを紹介してもらいました。
夏のゆったりした日々や屋外ディナー、水辺で過ごす時間は好きですが、やはり秋が一番好きです。F.スコット・フィッツジェラルドは「秋になると人生は新たに始まる」と言いました。8月が過ぎ、ひんやりとした朝や紅葉狩りの小旅行、セーターを着て家族とくつろぐ夜が待ち遠しくなります。ここでは、旅先でも自宅の暖炉の前でも楽しめる、秋にぴったりの8冊をご紹介します。
Little Fires Everywhere
セルース・ンのデビュー作『Everything I Never Told You』で既に私のお気に入り作家となった彼女は、続編でもその実力を証明しました。特定のコミュニティを緻密に描写し、関係性や境界への執着、そしてそれがもたらす結果を鮮やかに映し出します。1990年代半ばの青春を体験した私にとって、場所・人物・状況すべてに強い共感を覚える一冊です。秋に最適な作品です。(¥2,400)
What We Lose: A Novel
ジンジ・クレモンズのデビュー小説は、自伝的な瞑想のようで、ノンフィクションか小説かと自問自答するほどのリアリティがあります。一気に読了し、ページの中で旅をしたような感覚に陥ります。美しく催眠的な文体が、旅のひとときを提供してくれます。(¥1,600)
The Readymade Thief
オーガスタス・ローズは、ダダイスムとデュシャンの名作『ラージ・グラス』を中心に据えた、奇想天外でスリリングなミステリーへと読者を誘います。飛行機やホテルの部屋で読むのに最適な、夜更けのページターナーです。(¥1,500)
Girl in Snow
スリラーでもありミステリーでもあるダーニャ・クカフカのデビュー作は、闇と希望の間で揺れ動く繊細なバランスを保ち、登場人物への深い慈悲が光ります。夜遅くまで読んだり、朝方に再び手に取ったりしたくなる作品です。(¥1,700)
Stranger in the Woods
今年最も心に残った本のひとつです。マイケル・フィンケルが綴る伝記は、20歳のクリストファー・ナイトがメイン州北部の森に入り、約30年もの間姿を消した実話を描きます。なぜ森へ向かったのか、どのように生き延びたのか、詳細にわたる考察が魅力です。(¥2,200)
Havana: A Subtropical Delirium
マーク・カーレンスキーの作品は『Salt』や『Cod』に続き、今回『Havana』でほとんど知られていないハバナを独自の語り口で蘇らせます。五感を刺激し、想像力をかき立てる旅へと読者を誘います。(¥2,000)
Coming to My Senses: The Making of a Counterculture Cook
アメリカ料理の伝説、アリス・ウォーターズの待望の回顧録が今秋発売。料理本の女王と称される彼女の人生と食への情熱を、感動的かつ親密に綴ります。感覚の旅に出るような一冊です。(¥2,100)
Books for Living
旅先でエッセイや短編集を読むのは、時間の合間にぴったりです。『Books for Living』は、本そのものを称えるエッセイ集で、よく知られた名作からマイナーな宝石まで幅広く紹介しています。読めば読むほど新たな発見があり、長く手元に置きたくなる一冊です。
Quarterlane Passport 03 x Fathom の詳細は、こちらをご覧ください。




