恋の冒険・関係・旅行:『How to Be Married』レビュー
寄稿編集者 Erica Firpo が Jo Piazza の新作回顧録兼旅行記『How to Be Married』をレビュー。抜粋は Fathom で読めます。
本書の概要
Jo Piazza の新刊 How To Be Married: What I Learned from Real Women on Five Continents About Surviving My First (Really Hard) Year of Marriage は、旅行エッセイと人類学的リサーチ、そして個人的な体験が融合した一冊です。著者は一年間にわたる世界横断の旅を通じ、長期的な関係や結婚生活を支える“なぜ”と“どうやって”を探ります。
冒険心と研究心が交差する
序章で Piazza は「外部者は文化を理解できても、結婚という内部構造は当事者にしかわからない」と述べ、トゥルムの有名な結婚カウンセラーやインドの母系社会を訪ね歩きます。彼女の筆致は、キリマンジャロ登頂に例えるようなスリリングな比喩で、読者に心揺さぶる瞬間を体感させます。
得られる教訓
本書が示す最大の結論は、理想的な結婚の“正解”は存在しないということです。むしろ「理想」や「完璧」という重荷を下ろすことが、関係を長く保つ鍵だと指摘しています。筆者自身の9年にわたる結婚生活と照らし合わせながら、各章を旅の記録と自己省察の両面で読み解くことができます。
友情にも応用できる点が多く、遠距離でも対話を投資し続ける重要性を再認識させられます。読んでいると、遠くにいる旧友に電話をかけて語り合いたくなる衝動に駆られました。
結婚だけにとどまらない普遍的な価値
本書の魅力は、著者の夫だけでなく、彼らを取り巻くすべての人間関係に焦点を当てている点です。長期的な関係でも、出会いの瞬間でも、エンゲージメント中でも、すべての読者にとって有益な示唆が満載です。旅行記という舞台設定が、結婚生活が常に“冒険”であることを鮮やかに映し出しています。

さらに読む
ぜひ『How to Be Married』を手に取ってみてください。
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