ギリシャコーヒーのすべて:知っておきたいポイント
ギリシャといえば美しい島々や白い建物、絶品料理が有名ですが、実はコーヒー文化も根強いです。タヴェルナの小さなテーブルでゆっくりと味わうギリシャコーヒーは、旅行者にとって格別の体験です。

ギリシャのコーヒー消費と文化
世界で17位のコーヒー消費国であるギリシャでは、1人当たり年間約5.5kgのコーヒーが飲まれています。街のカフェ(kafeneio)では、年配の男性たちが集まり、朝昼晩問わず伝統的なギリシャコーヒーを楽しんでいます。

ギリシャコーヒーとは
トルココーヒーやアルメニア、キプロス、セルビア、ボスニアと同様に、オスマン帝国時代に伝わった抽出方法です。豆は特定の温度で焙煎され、極細の粉末に挽かれます。抽出は沸騰させる「ブリキ(briki)」という細長い鍋で行い、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
健康効果は?
ギリシャコーヒーはアラビカ種の豆を使用し、ポリフェノールや抗酸化物質が豊富です。ある研究では、適度なカフェイン量と高い抗酸化成分が長寿に寄与すると指摘され、特にイカリア島の住民が毎日一杯のギリシャコーヒーを飲むことが長寿の要因の一つとされています。

本格的な作り方
材料(1人分)
- 水:約100ml
- 細挽きコーヒー:小さじ1
- 砂糖:好みで小さじ0〜2
手順
- ブリキに水、コーヒー、砂糖を入れ、弱火で加熱する。
- 沸騰直前に泡が立ち始めたら火から下ろし、泡が消えるまで待つ。
- 再び弱火にかけ、再度泡が立ったら火を止める。
- カップに注ぎ、好みでミルクを加える(本来はブラックで甘く飲むのが一般的)。
注文時に使えるフレーズ
- Yassas – こんにちは
- Elleniko kafe – ギリシャコーヒー
- Sketos – 無糖
- Metrios – 砂糖1杯
- Glykos – 砂糖2杯
- Variglykos – とても甘く濃い
- Me gala – ミルク入り
- Horis i gala – ミルクなし
- Efharisto – ありがとう
飲み方のマナー
ギリシャコーヒーは濃く、通常は水のグラスと一緒に提供されます。小さなカップでゆっくりと飲み、底に沈んだ粉は飲まないようにします。コーヒーブレイクは1〜2時間続くこともあり、会話を楽しむ大切な時間です。

出典:Ran Berkovich @berko, Unsplash
執筆者:Dakota Murphey, The Bag Broker




