COVID-19が旅行の未来に与える影響とは?
COVID-19が旅行業界に与える影響と今後の展望

旅行・レジャー産業はCOVID-19(新型コロナウイルス)パンデミックの影響で最も打撃を受けた業界のひとつです。各国がロックダウンし、ホテルやレストラン、バーが閉鎖され、人々は自宅に閉じ込められたため、レジャー目的の旅行はほぼ不可能になりました。しかし、状況は永遠に続くわけではありません。やがて人々は自由に移動できるようになり、旅行は日常に戻ります。ただし、以前と同じ形には戻らないことが予想されます。以下では、COVID-19が旅行・レジャー業界にもたらした6つの変化と、今後私たちの旅行がどのように変わるかを解説します。
国際旅行は減少する
ロックダウンが続く中でも、すでに次のステイケーション(近場旅行)を計画する人が増えています。ウイルスが国境を越えて急速に拡大したことから、しばらくは遠距離の旅行に対する不安が残ります。感染リスクを抑えるため、近場での旅行が安全だと感じられ、また、万が一再び同様の事態が起きたときにすぐ帰れるという安心感もあります。さらに、地域経済への支援意識が高まり、国内旅行を優先する人が増えているため、回復初期の1〜2年は国際旅行者数が減少すると予想されます。
入国審査の待ち時間が長くなる
多くの空港では、ウイルス再侵入を防ぐために新たな検疫措置が導入されています。今後数年間は、旅行者に最近訪れた国を証明させる仕組みや、感染リスクが高いと見なされた国からの渡航者に対する厳格なチェックが続くでしょう。また、体温測定や症状チェックに加えて、PCRや抗原検査などの高度な検査が導入される可能性があります。これらの手続きは入国審査の列を長くし、空港全体の滞在時間を延長させます。
パスポートだけでは足りないかもしれない
パスポートの提示だけでは入国が保証されなくなる国が増える見込みです。多くの国が「免疫パスポート」やワクチン接種証明書の提示を求めるようになるでしょう。これは、感染・回復歴やワクチン接種状況を証明するデジタル証明書です。永続的な要件になるかは未知ですが、当面は国際旅行において重要な書類となります。
荷物配送サービスが救世主に
空港での滞在時間や他の旅行者との接触を減らす手段として、荷物の宅配サービスが注目されています。荷物を自宅やホテルから直接目的地へ配送すれば、チェックインや受取の手間が省け、空港内での混雑も緩和されます。ドアツードアで集荷・配達時間を指定できるサービスの利用は、今後ますます増えると予想されます。
旅行保険の重要性が増す
多くの人が旅行保険の加入を怠ってきましたが、COVID-19で旅行のキャンセルや変更、途中での中止が相次いだことで、保険の価値が再認識されました。病気によるキャンセルや、予期せぬ中止に対する返金をカバーするプランが増えており、旅行者は保険加入を選択肢の一つとして真剣に検討するようになるでしょう。
航空機以外の移動手段が選ばれる
航空機は長距離移動に便利ですが、密閉空間や空港の混雑が懸念されます。そのため、列車や自動車といった、境界検査が不要で空間が広く換気が良い交通手段が好まれる傾向が強まります。特にヨーロッパや米国など、鉄道網や高速道路が整備された地域では、列車や車での旅行が増えるでしょう。航空機が唯一の選択肢ではなくなる可能性があります。
Stuart Cooke | MyBaggage.com




