ケツァル教育・研究センター
ケツァル教育・研究センター概要
ケツァル教育研究センター(QERC)は、コスタリカ・サン・ヘラルド・デ・ドタに位置し、サザン・ナザレーン大学の第2キャンパスとして機能しています。学生は現地のフィールド生物学や研究手法を学びながら、生物多様性・持続可能性・社会的責任の重要性を体感します。
熱帯雲霧林とその動植物群集を対象に、世界中の学生・研究者と協働し、教育と研究を推進しています。地域の農家、研究者、教育者、そして国際的な学生が一堂に会し、保全のベストプラクティスと地域経済の向上を両立させる取り組みを行っています。
所在地と環境
標高2,200メートル(7,200フィート)のタラマンカ山脈雲霧林に位置し、20km以上のトレイルと980エーカー(約4平方キロメートル)の私有保護区を有します。サベグレ川沿いにあり、熱帯オークや竹が支配的で、エピフィット植物が豊富に生育し、霧と雨が常に供給される高多様性の生態系です。この環境は、農業・エコツーリズムと相まって、多分野にわたる教育・研究に最適です。
主な研究テーマ
ケツァル(鳥類)研究
センター名の由来でもあるケツァルは、レオ・フィンケンビンダー博士がサベグレ渓谷で研究を始めたきっかけとなったトロゴン科の鳥です。現在も世界中から訪れる観察者に人気で、繁殖サイクル、生息地、食性などを詳細に調査しています。学部教育では、フィールドリサーチの基礎を実践的に指導しています。
環境モニタリング
QERCはサベグレ生物保護区と周辺住民・観光客への影響を把握するため、環境・社会モニタリングプログラムを主導しています。トレイル網、人口統計、農業調査、河川水質サンプリング、マイクロ気候観測など多角的にデータを収集。オクラホマ大学やロス・ケツァレス国立公園と連携し、データを拡充して気候変動への保全政策策定に活用することを目指しています。
哺乳類研究
捕食者・被食者の分布把握を目的に、カメラトラップやトレイルカメラで全森林を監視。足跡や糞の調査により種の同定と食性解析を実施。また、谷の長期住民へのインタビューで過去50年の哺乳類相の変遷を再構築。1970年代にコヨーテが侵入したことや、標高中間帯にスロースが残存していることなど新たな知見が得られました。
お問い合わせ
電話: 2740-1029、2740-1028
公式サイト: https://qerc.org/
サン・ヘラルド・デ・ドタについて
サン・ヘラルド・デ・ドタは、コスタリカ中部のタラマンカ山脈に位置し、標高2,200メートル、サンホセから南西へ85kmの地点です。1952年にエフラインとフェデリコ・チャコン兄弟が狩猟中に発見しました。サベグレ川は中米で最も清浄な川とされ、地域は木啄木やケツァルなど170種以上の鳥類が生息し、特に4月・5月が観察に最適です。
主な宿泊施設
- Hotel Savegre: +506 2740-1028
- Trogón Lodge: +506 2740-1051
- Dantica Lodge: +506 2740-1067
- Suria Lodge: +506 2740-1004
- Sueños del Bosque Lodge: +506 2740-1023
- Paraíso Quetzal Lodge: +506 2200-0241




