ウィリアム・グラント・パーク(通称パレード)の魅力
ウィリアム・グラント・パーク(愛称「パレード」)は、キングストン中心部に位置する活気あふれる広場です。もともとは1694年に要塞が築かれ、港を見張る大砲が配備されていました。1870年にヴィクトリア・パークと名付けられ、1970年に黒人ナショナリスト・労働指導者ウィリアム・グラント卿を讃えて現在の名称に変更されました。北入口と南入口には、政治的ライバルでありながら従兄弟でもあるノーマン・マンリーとアレクサンダー・バスタマントの像が立ち、中心には大きな噴水が配置されています。
北パレード
北側には1911年に建設された歴史的なワード劇場があります。毎年ボクシングデーに上演されるパントマイムは、活気ある社会風刺として有名です。現在は老朽化が進んでいますが、修復計画が進行中です。空色の外壁に白いアクセントが施された独特の外観が特徴です。
キングストン・パリッシュ教会
公園の南東角には白い外観のキングストン・パリッシュ教会があり、1907年の地震で倒壊した前建築の跡地に再建されました。1699年に建てられた元の教会の墓も残っており、18世紀初頭に西インドで活躍したイギリス海軍提督ベンボウの墓や、植民地時代の西インド連隊兵士の記念碑が高壇の近くに安置されています。
東パレード
東側に面した赤レンガのコーク・メモリアルホールは、1840年に建てられた要塞風の建物で、カリブ海メソジスト教会創設者トーマス・コークを讃えています。
南パレード
南側は屋台やレゲエのリズムが響く賑やかなエリアで、通称「ベン・ダング・プラザ」と呼ばれています。地上の露店を巡りながら買い物を楽しむ光景が特徴です。ここからキングストン通りを北へ抜けると、エドナ・マンレーの彫刻『ネグロ・アラウズド』のレプリカが見られます。オリジナルはジャマイカ国立美術館に所蔵されています。




