サグアロ国立公園のハイキングと自然体験ガイド

サグアロ国立公園とは
サグアロ(sah-wah-ros)はアメリカ南西部を象徴するサボテンです。公園はこの壮大なリブ状サボテンの群れを、東のリンドン山地区と西のツーソン山地区の2つのエリアで保護しています。両地区ともに見事なトレイルと砂漠植物が楽しめますが、時間が限られる場合は景観が特に圧倒的な西部地区を優先すると良いでしょう。
リンドン山地区(東部)
ツーソン中心街から東へ約15マイルに位置し、ビジターセンターでは日帰りハイキング、乗馬、バックカントリーキャンプの情報が入手できます。キャンプ許可証は1サイト1日8ドルで、ハイキング当日の正午までに取得が必要です。
車両・自転車が走行できる全長8マイルのカクタス・フォレスト・シーニック・ループ・ドライブは、ピクニックエリアやトレイルヘッド、絶景スポットへアクセスできます。
手軽に歩きたいなら、往復1マイルのフリーマン・ホームステッド・トレイルで高く伸びたサグアロの林を散策しましょう。より挑戦したい方は、全長20マイルのタンケ・ベルデ・リッジ・トレイルでミカ山(標高8,666フィート)の山頂へ。宿泊には8ドルのバックカントリー許可証が必要です。東部地区では、ヒューストン・ホースバック・ライディングが提供する家族向けのガイド付き乗馬ツアーも楽しめます。
ツーソン山地区(西部)
町の西側に広がるこの地区の情報拠点はレッドヒルズ・ビジターセンターです。全長6マイルの整備された土道バハダ・ループ・ドライブは、センターから北へ1.5マイルの地点から始まり、サボテンの森を縦走します。
おすすめの短距離トレイルは、往復0.8マイルのバレイ・ビュー・オーバールック・トレイル(夕暮れ時の景色が絶景)と、往復0.5マイルのシグナル・ヒル・トレイル(先史時代の岩絵が見られます)。挑戦的なコースとしては、センターから南へ2マイルの地点から始まる全長7マイルのキング・キャニオン・トレイルがあります。さらに、センターの北西1マイルに位置する全長0.5マイルの車椅子対応トレイルデザート・ディスカバリー・トレイルも人気です。
サグアロの特徴とベストシーズン
パークレンジャーは「サグアロは枝ではなく腕を伸ばす」ことを強調し、独特の人間味を持つ姿が魅力だと説明しています。成長は遅く、15年で約30センチ、50年で約2メートル、そして約100年で典型的な多腕形態に成長します。見頃は、4月の白い花(アリゾナ州花)と、6〜7月の赤い実(先住民族が食用に利用)です。共生植物としてオコティロ、テディベアチョラ、ペンシルチョラなどが挙げられます。サグアロの損傷や除去は違法です。
※幅8フィート(約2.4メートル)を超える車両や、全長35フィート(約10.7メートル)以上のトレーラーは狭い景観ルートへの通行が禁止されています。




