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今週のポラロイド:メキシコシティのビートルタクシー(vocho)

メキシコシティのビートルタクシー(vocho)

ロンドンの二階建てバスと同様に、メキシコシティのフォルクスワーゲン・ビートルタクシーは、地元では「vocho(ボチョ)」と呼ばれ、賑やかな都市の象徴として長年愛されてきました。鮮やかな色彩の車体は街中を絶え間なく走り回り、2012年末に行政が段階的に廃止するまで、街の風景に欠かせない存在でした。

このポラロイドは、メキシコシティを訪れた際に撮影した、最後期の「vocho」の一台を収めています。全盛期には約5万台が市内を走り回っていましたが、2003年に国内での生産が終了したことを機に急激に減少しました。2ドアのコンパクトな設計は、4ドア車に比べて安全性に課題があり、また近年の排ガス規制を満たさないことも、都市の大気汚染対策の観点から廃止の大きな要因となりました。

当時、これらのヴィンテージタクシーに乗りたければ、2012年の期限までにメキシコシティへ急いで訪れる必要がありました。現在では、街の歴史を語る懐かしいシンボルとして残っています。


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