絵画のように美しいインスブルック(オーストリア)
アクセスと絶景
ミュンヘンから車で2時間未満、ドイツ南部とイタリア北部の間にある谷間に位置するインスブルックは、アルプスの素朴な魅力とイタリアのdolce vitaが見事に調和した街です。標高3,000mの雪化粧した山々と緑豊かな牧草地を抜け、ヘアピンカーブが続く道は、まさに旅そのものが目的地に匹敵するほどの美しさです。
活気ある夜と学生文化
人口12万人の小さな街ながら、夜は驚くほどに賑わいます。2つの大学に通う学生が全人口の約25%を占め、オーストリアらしいカフェや伝統的なパブ、トレンディなバーやクラブが立ち並び、ヨーロッパの大都市に負けないナイトシーンを楽しめます。
屋外で過ごす陽光のひととき
晴れた日には、広大なアルプスの空の下で人々がアウトドアを満喫します。エレガントなホフガルテン(皇帝庭園)でピクニックを楽しむカップルや、テラス席でくつろぐカフェ、歩行者天国のマリア・テレジエン通りでは、地元のシェグルビールやオレンジワインに似たアペロール・スプリッツが人気です。
自転車と散策の魅力
壮大な山々に囲まれながらも、インスブルックは自転車に優しい街です。レンタサイクルで清々しい山の空気を吸い、イン川沿いの平坦なサイクリングロードを走れば、橋の上に立つような開放感が味わえます。イン川は街を二分し、名前の由来でもある『イン川の橋』を意味します。
歴史的建造物と街並み
コンパクトな街は徒歩でも十分に楽しめます。バロック様式の聖ヤコブ大聖堂は壮麗なドームが町のシンボルで、内部の豪華さは必見です。
同じくバロックのホフブルク皇宮では、ハプスブルク家の肖像画が展示されています。インスブルックの顔とも言える『ゴールデン・ルーフ』は、15世紀にフリードリヒ4大公が築いたもので、2,738枚の金箔銅板が輝く三階建てのバルコニーは、マクシミリアン1世皇帝がトーナメントを眺めるための特等席でした。
ゴールデン・ルーフの裏側には、中世の石畳の路地が広がり、壁画が施された建物にオーストリアのベーカリーやアートギャラリー、年間を通じて開かれるクリスマスショップ、チロル民族衣装や有名なモーツァルトクーゲルの店が軒を連ねます。
グルメ体験
モーツァルトクーゲルをはじめ、アップルストゥルーデルやカイザーシュマーレン(粉砂糖とレーズンをまぶした甘いパンケーキ)などの伝統菓子が味わえます。イタリアの影響はパスタ、ピザ、ジェラート、近隣のワイナリーのワインにも色濃く表れ、食事は多彩です。
冬のスポーツと夏のリゾート
2度の冬季オリンピック開催地として知られるインスブルックは、ベルジセル・スキージャンプ台や『ヴィエルシュランツツアー』などの競技会場が点在し、スキー以外でもパノラマの山岳景観が楽しめます。
夏になると、近郊の氷河リゾートへスキーヤーが流れ込み、年間を通じてスキーが楽しめます。また、周辺の温泉街は世界クラスのウェルネス施設を備え、絶景の中でリラックスできるスポットです。




