シベリア横断鉄道旅行 第1部:モスクワ
シベリア横断鉄道は全長9,000km以上に及び、世界最長の鉄道路線です。全区間を走破するのに約6日と6時間かかりますが、旅人なら途中でいくつかの街に立ち寄りたくなるでしょう。
ルートは主に2本に分かれます。モスクワを出発し、エカテリンブルク、オムスク、ノヴォシビルスク、イルクーツク、ウラン・ウデを経由した後、南へ向かいモンゴル・中国へ至るルートと、東へ向かいウラジオストクへ至るルートです。
私の旅程
私はウラン・ウデで列車の旅を終え、そこからバスで北上し、バイカル湖へ向かいました。湖上をボートで移動し、オルホン島のフジル村で1週間以上滞在。全行程は約1か月で、人生で最も刺激的な経験のひとつとなりました。
モスクワ
シベリア横断鉄道の出発点であるモスクワは、数日で全てを回り切るのは難しいほど広大です。歴史的建造物や美術館、広場が点在し、滞在日数が限られているなら、特におすすめしたいスポットを厳選して紹介します。
モスクワの移動手段
市内の移動は地下鉄が最も便利です。路線が多数あり、ほぼどこへでも行けます。1日乗り放題のパスは約210ルーブル(約3.6米ドル)です。英語対応の「Yandex Metro」アプリをダウンロードすれば、ルート検索もスムーズです。
なお、モスクワの地下鉄駅自体が芸術的装飾で有名な観光名所です。乗り換えの合間にぜひ足を止めてみてください。
クレムリン
モスクワ最古の地区であり、ロシア全体を象徴するエリアです。見どころは以下の通りです。
- 受胎告知大聖堂
- 総主教の居住区
- 聖衣献納教会
- 武器庫
- 大天使大聖堂
- モスクワ・クレムリン考古学コレクション
- 祝福の大聖堂
- イワン大鐘の塔と総合広場
加えて、ロシア大統領官邸、赤の広場、そして有名な聖バシリスク(ポクロフスキー)大聖堂も必見です。
赤の広場
テレビで見るイメージとは少し違い、実際に足を踏み入れると想像以上にコンパクトです。それでも広場の壮大さと歴史的雰囲気は格別で、モスクワ観光のハイライトと言えるでしょう。
聖バシリスク(ポクロフスキー)大聖堂
赤の広場の対面に位置し、16世紀にイワン4世がカザン・ハン国の征服を記念して建立した建築の傑作です。色彩豊かなドームはモスクワのシンボルとなっており、訪れる価値は絶大です。
ボリショイ劇場
世界的に有名なバレエ・オペラハウスです。観劇を予定している場合は、公式サイトから事前にチケットを予約しておくことを強くおすすめします。
救世主キリスト大聖堂
モスクワ最大級の正教会大聖堂で、かつてはスタリン政権下で取り壊されましたが、2000年に復元されました。新しい建物ながら、圧倒的なスケールと美しい装飾が訪れる人を魅了します。
40メートルの高さの展望台からはモスクワ市街を一望でき、また大聖堂前の橋からはモスクワ川へと続きます。
まとめ
シベリア横断鉄道の旅は、まずモスクワからスタートするのが自然です。首都は見どころが多すぎるため、最低でも2〜3日は確保したいところです。クレムリン、赤の広場、聖バシリスク大聖堂、ボリショイ劇場など、歴史と文化が息づくスポットをぜひ堪能してください。




