メキシコ・トラルプジャフア:金鉱山の町が誇る手工芸と歴史
トラルプジャフアとは
メキシコ・ミチョアカン州の州都モレリアから車で約2時間、標高約2,600メートルに位置するトラルプジャフアは、名前だけで職人の創造性を想起させる魔法のような町です。
芸術と工芸の町
かつては金銀の採掘で栄えた山間部にあるため、古い家屋や建築物には採掘時代の痕跡が残ります。その影響で、気候は標高に起因し、季節によって温暖から寒冷まで変化します。名前はナワトル語で「テゾントレの土地」を意味します。
歴史的建造物
1522年にスペインの宣教師が到着し、17世紀に建てられたバロック様式のサンフランシスコ修道院などが現在も公開されています。また、トラルプジャフアの守護聖人であるカーメン聖母聖堂(Santuario de Nuestra Señora del Carmen)は町の高台に位置し、パノラマビューが楽しめます。
金銀採掘の栄光と悲劇
19世紀末まで金銀採掘が盛んで、町は繁栄しましたが、1937年に土砂崩れが発生し、数百人の鉱夫が犠牲となりカーメン地区が埋没するという大災害で採掘は停止しました。
現在の産業と観光
トラルプジャフアは今でも観光名所として人気があり、特に手作りのガラス製クリスマスオーナメントが有名です。その他にも藁や羽根、陶器、石材、鍛冶技術を活かした多彩な工芸品が生み出されています。

