レイクチャールズの陶芸家レックス・アレクサンダー(通称ティー・レックス)
ブロードストリートにあるステラービーンズに足を踏み入れると、暗煎りコーヒーの蒸気が立ち上るマグや、ベニエが乗った皿、ヨーグルトパフェがたっぷり入った大きなボウルなど、見事な手作り陶器に囲まれます。これらはすべて、地元の職人レックス・アレクサンダー(愛称ティー・レックス)が手掛けた作品です。

レックスは16年間にわたり陶芸に取り組み、その作品を「機能的であることが何よりの喜び」と語ります。キッチンの棚はマグやカウンターボトル、さまざまな形とサイズのボウルで溢れ、玄関のポーチには自宅のスタジオで作った鉢植えが並びます。形は似通っていても、同じものは二つとありません。焼成後に初めて現れる最終形が、陶芸の醍醐味です。
シンプルながら個性的なスタイルが特徴で、主にろくろを使ってカップ、ボウル、壺、花瓶といった円形の容器を制作します。色は土の温もりを感じさせるグリーンやブラウンを好み、素焼きにすることで粘土本来の質感を際立たせます。ファンは「レックスのボウルを見るだけで、彼の手仕事がわかる」とそのエネルギーを評価しています。
全作品には「TRX」の刻印が入ります。レックスは「陶芸教室の初日にカジュアルに『ティー・レックス』と呼ばれ、粘土でスタンプを作って以来ずっと使っている」と語ります。

陶芸への興味は人生の後半で芽生えました。子どもの頃は庭の粘土でインディアンのパイプや矢じりを作り、ボーイスカウトでかご編みを楽しんだものの、芸術家になるイメージはありませんでした。
39歳の時、マクニーズ州立大学で地質学を学んでいたとき、煙の匂いに誘われて美術棟へ。そこで3人の女性が土焼きをしているのを見て声をかけられ、次の学期に粘土を渡されました。最初に作ったマグは今でも自宅の棚の自慢です。レックスは「自分はただの鍋作りが得意なだけ」と謙遜しつつも、技術と創造性の融合を認めています。

昼はウエストレイク・ケミカルのスチレン工場でラボテクニシャンとして働き、妻と子どもとともにレイクチャールズ歴史地区の100年以上前の家屋を修復中です。「釣りはしないけど、陶芸が好きなので時間を作る」と語ります。
地元イベント「Live at the Lakefront」や「Downtown at Sundown」でも、テントを設けて子どもや来訪者にろくろ体験を提供。販売はなくても在庫が増えるので一石二鳥です。次回の出演は10月10日開催のLake Charles Chuck Festです。

注文も受け付けますが、デザインの自由度は重視。「要望を伝えてくれれば、私のスタイルと色でいくつか提案する。その中から好きなものを選んでくれればいい」
販売以外にも、妻トニへの贈り物や、サルベーションアーミーの「Empty Bowl」募金活動への何百個ものボウル寄付、マクニーズ大学のKBYS-FMラジオ局へのマグ100個提供など、地域への貢献に熱心です。

次にステラービーンズに行くときは、ぜひレックス・アレクサンダー製のマグをリクエストしてください。気に入ったら購入するか、毎回底に名前を刻んでもらうのも楽しいです。
作品の詳細や購入は公式サイトをご覧ください:trxtrxtrx.com
今年のギャラリープロムナードで、レックスのような地元アーティストをぜひ発見してください。詳細はこちら




