ホーム・スイート・ホーム
ブエノスアイレスの隠れ家「Home Hotel」へようこそ
3月のある日曜の朝、ブエノスアイレス空港に降り立ち、名前が書かれたサインを見つけた瞬間「やっと帰ってきた」と実感した。
タクシーで約30分、パレルモ・ハリウッドの木陰に並ぶ狭い通りにあるHome Hotelに到着。ロビーはフローレンス・ノイルの家具やデザインブック、手吹きガラスのオブジェ、Macが置かれたシックな空間だが、雑誌の撮影現場のような作り込みはなく、むしろヴィンテージ感と居心地の良さが同居した、自然体でスタイリッシュな雰囲気だ。
スタッフはフレッシュジュースを差し出し、宿泊者限定のブエノスアイレスおすすめガイドブックを手渡してくれる。チェックインはまだ少し早いが、まずは軽食を求めて裏庭のカフェへ。マテ茶をすすりながらプールと緑豊かな庭園を眺める。
隣のテーブルでは、二人のポルテーニョがカプチーノを飲みながら新聞をめくっている。彼らの装いは自然にクールで、女性のレザーブーツはまるでケイト・モスのようだ。私が宿泊した「Poolside Suite」は階段を数段上がったところにあり、フランス調の壁紙、書籍が並ぶシェルフ、手ごろなミニバー(今夜外で飲む10ドルのRutini Sauvignon Blanc)やジャグジーといったモダンな設備が整っている。ベッドに置かれたアルパカブランケットはミントグリーンのものが欲しいとスタッフにすぐにリクエストした。
部屋は光がたっぷり差し込む大きなテラスに繋がっており、ラウンジチェアやテーブル、ファイヤーピットが配置されているので、夜のバーベキューにも最適だ。
常に満室で予約が取りにくいHome Hotelだが、キャンセルが出たことでようやく宿泊できた。粘り強さが功を奏したというわけだ。翌朝はペストリーや新鮮な農場産卵、紅茶、ジュースが揃った無料の朝食を楽しんだ後、地下のスパでリラックス。街全体を探索したくなるほど魅力的だが、ここから離れられるかは未知数だ。
アクセス
Home Hotel
Honduras 5860
Palermo Hollywood
Buenos Aires, Argentina
電話: +54 11 4778 1008
メール: info@homebuenosaires.com




