荷物は軽く、余計な靴下は置き忘れよう

ルーマニアに長期滞在することが決まったため、米国の実家へ帰省したときにいつもより多めに服をバックパックに詰めました。普段は8〜9kg(18〜20ポンド)程度の荷物ですが、今回の大西洋横断では15kg(33ポンド)もの重さになり、しばらくは背負っていないと感じたことがありません。
なぜ余計な服を持っていくのか
ルーマニアを拠点に、東欧各国へ短期のサイドトリップを予定していたので、普段のワードローブとは別に、長期滞在に適した柔軟な服装が必要だと考えました。特別なシーンでのドレスアップや、いつもと違うショートパンツを履きたくなるかもしれません。あるいは、毎日選べる靴をもう一足欲しい、というわけです。
結局、ジーンズ1本、ショートパンツ1本、シャツ4枚だけで十分なのに…
フロリダで新品のKelty Redwing 50を開けたとき、服でいっぱいにしました。ジーンズ2本、ドレスパンツ1本、ショートパンツ2本、そして合計12枚のシャツ(長袖3枚、半袖9枚)。さらに靴下6足、ボクサーパンツ7枚、スウェットパンツ1枚(なぜ入れたのか不明)、靴1足、ランニングシューズ1足、サンダル1足、ベルト2本、スイムショーツ2本を持っていきました。
本当に必要だったのか?
荷物の半分すら取り出していないのに、ルーマニアに6週間滞在しました。その間、一切「服が多すぎる」や「もっと軽装にすべきだ」などと言われたことはありません。実際、私が普段旅行で持ち歩く量とほぼ同じです。
シャツを19回も洗わずに着回すわけではなく、常に清潔に保っています。フォーマルが必要なときはボタン付きのシャツ1枚で十分です。夏真っ盛りなので長袖は未使用。ベルトは毎日同じものを付けています。
もし米国に残しておけばよい60%以上の服を減らせたはずですし、足りないと感じた瞬間は一度もありませんでした。
なぜ人は荷物を多く持つのか
軽装を推奨していても、経験豊富な旅行者でも過剰に荷物を持ちたくなる誘惑に負けがちです。長期の海外旅行で15kgもの服が必要だと自分に言い聞かせるのは難しいものです。『万が一に備えて』という心理が働きます。
実際、旅行者が多く荷物を抱える理由は主に2つです。
- 何か必要になるかもしれないという不安(『万が一』)
- 現地で洗濯ができないと想像すること
私の考えでは、持っていなければ必要になることはありません。もし本当に必要になったら、現地で購入できることがほとんどです。購入できないものは、そもそも必要性が低いと言えるでしょう。
たとえば、友人からもらった誕生日Tシャツや、エベレスト登山用の厚手ウールソックスは、家に置いておけば十分です。基本は、パンツ1本、ショートパンツ1本、数枚のシャツ、必要最小限の靴下と下着、目的地の気候に合わせた数点だけ持てば、旅行は十分に楽しめます。
「汚れた服で12日間過ごす」心配は無用です。実は、旅行中に服を洗うのは意外と簡単です。
旅行中の洗濯方法

ホステルやホテルのシンクやシャワーで手洗いできることが多く、特にアジアの多くの国では、バスルームに洗濯用バケツが備え付けられています。洗剤は大きなボトルは不要で、近くのコンビニで小さなパックを数個購入すれば十分です。価格は国によりますが、20セント程度で手に入ります。
15分ほど洗って、部屋の物干しに吊るせば、翌朝には清潔な服が揃います。インド旅行中に友人が教えてくれたように、現地の安価な物干しロープを買えば、わざわざ高価な旅行用品を持ち込む必要はありません。
もし自分で洗うのが嫌なら、ホステルや格安ホテルのランドリーサービスを利用すれば、1kgあたり数ドルで当日中に返ってきます。イスタンブールで経験したように、時には洗濯物が煙草の匂いで戻ってくることもありますが、そうしたトラブルは稀です。
軽いバックパックは本当に違いを生むのか
もちろんです。暑い街中で道に迷い、汗だくになるとき、15kgの荷物を背負っていると余計に疲れます。8kg程度の軽いバックパックなら、電車やバス、タクシーを乗り継ぐたびに楽に移動できます。
さらに、軽いバッグは機内持ち込みやバスの座席上に置くことができ、荷物置き場に預ける手間が省けます。結果として、余計な服や靴を持たない分、移動が格段に快適になるのです。
次回は、荷物を9kg以下に抑えて、軽装の旅を楽しむつもりです。
皆さんはどうやって荷物をまとめますか?軽装派ですか?




