チューリッヒで過ごす4日間の旅程ガイド
インド人旅行者の多くがヨーロッパ旅行でまず心惹かれるのはスイスです。その中でも首都チューリッヒは特に人気があります。アルプスへの日帰り旅行を組み込むことで、充実した4日間の旅程が完成します。本記事では、チューリッヒ市内観光、アルプスへの日帰り、そして隣接都市バゼルへの日帰り旅行を組み合わせたプランをご紹介します。
4日間チューリッヒ旅程

1日目:チューリッヒ市内
スイス国立博物館(Landesmuseum)
旅行先の歴史や文化を知るなら、まずは博物館が最適です。チューリッヒの中心駅からすぐの場所にあるスイス国立博物館は、スイス全土の歴史を網羅した展示が約82万点。中世から現代までの絵画、写真、文献が一堂に会し、約3〜4時間で見応えのあるツアーが楽しめます。

クロンンハレ(Kronenhalle)でランチ
チューリッヒ名物の「ズュルチャー・ゲシュネツェルテス」(薄切り肉の白いグレイビー煮)を、ビールとともに味わえるのがクロンンハレです。ここはかつて世界的画家たちが集まった社交場で、壁にはシャガールやピカソ、ミロの作品が展示されています。スイス国立博物館から徒歩5分で駅へ向かい、S3線でスターデルホーフェンへ。そこから300m歩いて到着します。
アルトシュタット(旧市街)散策
チューリッヒの旧市街は、カラフルな建物と石畳の路地が魅力です。特にオーガスティナー通りは写真映えスポット。丘を登ればリンダンホフ公園に到着し、19世紀に建設された最古の建物群を眺められます。徒歩でゆっくり散策するか、CHF30のシティウォークツアーに参加しても良いでしょう。


フラウムスター教会のシャガール・ステンドグラス
旧市街にあるフラウムスター教会には、ロシア系フランス人画家マルク・シャガールが手掛けた5枚のステンドグラスが展示されています。光が差し込むと虹色に輝き、教会内はまるで芸術空間です。無料または有料のガイドツアーで見学できます。
2日目:チューリッヒの裏路地とリラックス
トラムで街全体を巡る
時間が限られるときは、トラムに乗って街の端から端まで走るだけで、日常の風景が楽しめます。メイン駅から好きな方向へ乗り、最終駅まで行き、同じ路線で戻るだけのシンプルなプランがおすすめです。
街の水道水を飲む
チューリッヒには1,200箇所以上の飲料水噴水があり、24時間いつでも安全に飲めます。特に旧市街近くのドラゴン噴水は観光客に人気です。

リンダンホフ丘(Lindenhof)
駅から徒歩5分で行けるリンダンホフは、ローマ時代に築かれた要塞跡。緑に囲まれた公園で、旧市街とリマット川の絶景が楽しめます。写真撮影スポットとしても最適です。
ルーフトップバーで一杯
市街の喧騒から離れ、屋上バーで景色を眺めながらビールを楽しみましょう。おすすめは「ジュール・ヴェルヌ・パノラマバー」。1杯9CHF、2杯で18CHFと手頃です。

3日目:チューリッヒからチトリス山へ(アルプス日帰り)
チトリス山は標高3,000メートル(約10,000フィート)に位置し、チューリッヒから電車とバスでアクセス可能です。まずはルツェルンへ向かい、古い石畳の街並みとカペル橋を散策します(所要約2時間)。その後、エンゲルベルクへ移動し、回転式ケーブルカー「ロタイル」でチトリス山頂へ。山頂では氷河洞窟やスイス最高の吊り橋「クリフウォーク」などが楽しめます。往復約30分、山頂で2〜3時間滞在したらエンゲルベルク経由でチューリッヒへ戻ります。




4日目:チューリッヒからバゼルへ日帰り
チューリッヒからバゼルまではA3高速道路で約1時間、電車でも同様の所要時間です。バゼルはスイス第3の都市で、40以上の博物館や多数の美術館、モダンな建築と歴史的な旧市街が融合しています。特に旧市街の赤砂岩建築と色とりどりの屋根瓦は写真映えします。

旧市街散策後はトラム6号で「フォンダシオン・ベイラー」駅まで行き、6kmにわたる「ローベルガーウェーク」トレイルを歩きます。このトレイルはスイスからドイツへ抜けるため、別国への足跡を残すことができます。

バゼル駅はスイス側とフランス側に跨っているため、事実上フランスへも足を踏み入れたことになります。さらに、バゼル名物の「ウエリ・ビール」もぜひお試しください。
旅行プランは、カスタマイズ可能な旅行プラットフォーム「voyayge」で作成できます。自分だけの旅程をデザイナーに依頼し、納得いくまで調整可能です。また、旅行好きなら自分がデザイナーとして他の旅行者向けにオリジナルプランを提供し、収益化することもできます。
チューリッヒ旅行の前におすすめしたいのが「チューリッヒカード」の購入です。24時間または72時間のカードで公共交通機関が乗り放題になり、博物館や多くの観光スポットが割引または無料で利用できます。さらに、市内の無料レンタサイクルも利用できますが、手間がかかるため、カードを活用してスムーズに観光を楽しみましょう。
ヨーロッパの都市カードの詳細や節約テクニックは、別記事「ヨーロッパ予算旅行のヒント」をご参照ください。




