四季を通じて楽しむプエブロのごちそう
サンタフェとプエブロ文化
ニューメキシコ州の根底にあるプエブロ文化は、サンタフェの芸術・デザイン・建築に色濃く息づいています。特に、年に一度のプエブロ祭日に訪れると、先住民族のコミュニティが自らの遺産を祝福し、一般公開する様子を間近で体感できます。
祭りの概要
ニューメキシコ州内の18のプエブロが、スペイン植民時代から受け継がれたカトリックの守護聖人と自らの伝統を称える祭日を開催します。祭はまず村の教会でミサが執り行われ、季節に応じた踊りが披露されます。参加者は手作りのジュエリーや刺繍衣装、毛皮、モカシンなどの華麗な装束で踊ります。
ポホアケ・プエブロのコマンチーダンサー
ポホアケ・プエブロのイーグルダンサー
踊りはバッファロー、シカ、エルク、バタフライ、イーグルといった聖なる存在や、トウモロコシの収穫を祈願する農耕儀式(コーン・ダンス)などを題材にしています。
ポホアケ・プエブロのバッファローダンサー
音楽と儀式
男性のドラマーや歌手、部族の指導者が祭りを主導し、感謝や歴史、言語、物語を歌に乗せて次世代へ伝えます。ドラムのリズムは心拍と同じくコミュニティ全体を結びつけ、開かれた心でのご馳走(feasting)へと導きます。
ポホアケ・プエブロのコマンチーダンサー
食事とホルノ(土窯)
祭りの食卓には、屋外のホルノ(土窯)で焼かれた伝統的なシチューやパン、パイが並びます。調理は家族単位で丹念に行われ、訪問者はしばしば即興で食事に招かれます。「Eat good(美味しく食べて)」という言葉に、プエブロの温かいもてなしが凝縮されています。
ポホアケ・プエブロのバッファローダンサー
工芸品と観光情報
多くの祭りでは、地元アーティストが手掛けた本格的なネイティブアメリカンの工芸品が並ぶマーケットが開かれます。文化センターやギャラリーも公開され、夏季の大規模な祭りではカーニバルが開催されることもあります。詳細は部族の担当者に問い合わせ、踊り手のパフォーマンスを妨げないよう配慮してください。
ポホアケ・プエブロのドラマー
撮影マナーとエチケット
祭りは公開された儀式であるものの、神聖な場面の撮影は原則禁止です。訪問者は「共に祈り、共に祝う」姿勢で参加し、自然と調和した儀式の一部として行動してください。
ポホアケ・プエブロのコマンチーダンサー
訪問のヒント
鮮やかな衣装やターコイズ・コーラルのジュエリー(空と大地を象徴)、ベルや貝殻、木の煙、セージの香りが五感に残ります。アドビ建築の家々が青空と調和し、雨や雪は祝福とみなされます。傘は持たず、自然の恵みをそのまま受け取りましょう。
プエブロ祭日と部族行事の全スケジュールを見る。2018 サンタフェ旅行ガイドで旅程を計画してください。
本記事は Tourism Santa Fe と部族リエゾンのリマ・クリストとの協力で制作しました。写真提供はポホアケ・プエブロ(7月28日・12月12日の祭)に感謝します。www.pojoaque.org




