世界の珍スポーツと見どころガイド
人間の創造力は、奇抜なものや日常的なものさえもスリリングな競技へと変える力があります。こうしたユニークなスポーツは各国の文化的特徴を映し出し、熱狂的なローカルと触れ合える本格的な体験を提供します。
サッカーやホッケーといった定番を離れ、世界各地で開催される変わり種スポーツを観戦しながら、現地の文化祭りに没頭してみませんか?

1. ローンモーアレース(イギリス)
1973年にパブで誕生したローンモーアレースは、モータースポーツへの敷居を下げた競技です。ジャッキー・スチュワートのF1成功に刺激された西サセックスの愛好者が、手軽に楽しめるレースを作り上げました。現在はBritish Lawn Mower Racing Association(BLRA)が統括し、5月から10月までの30レースが開催されます。サリー州クランリーヒーショーなど地方イベントで、モップやフェレットレースも同時開催されることがあります。商業的な要素は少なく、観客にはランチボックス持参が推奨されています。
2. 羊毛刈り競技(ニュージーランド)
ニュージーランドでは羊毛刈りが大きなスポーツとなっており、毎年3月にマスタートンで開催される「ゴールデンシアーズ・インターナショナル・チャンピオンシップ」は、羊毛刈り界のウィンブルドンと称されています。4日間にわたり、最速のシェアラーが決まるほか、賭けやライブバンド、フード・ドリンクブースが賑わいます。ヨーロッパ、オーストラリア、米国でも同様の大会が行われています。

3. 妻を背負ってレース(フィンランド)
昔の「妻奪い」伝説に由来するこの競技は、同意したカップルが障害物コースを走破し、優勝者は妻の体重相当のビールを手に入れます。フィンランド・ソンカヤルヴィで毎年7月に開催される本場の選手権のほか、オーストラリア、エストニア、香港、米国、英国でも開催されています。結婚している必要はなく、カップルであれば誰でも挑戦可能です。
4. ルチャ・リブレ(メキシコ)
メキシコのルチャ・リブレは、フリースタイルレスリングと劇場芸術が融合したエンターテインメントです。マスクを被ったレスラーは、敗北時に正体を明かすか、髪を剃られるリスクがあります。観客はテキーラ片手に熱狂し、勝者にコインを投げ入れます。そのコインは記念の壺に集められます。

5. カバディ(インド)
カバディは、校庭の鬼ごっこを戦略的に高度化したスポーツです。ライド(攻撃側)は息を止めて相手陣地へ突入し、タッチしたら安全に戻ると得点。ボーナスラインを越えると追加ポイントが加算されます。インドのPro Kabaddi Leagueはスタジアムを満員にし、観客の歓声とともに激しいプレイが繰り広げられます。バングラデシュでも国技として親しまれています。
6. コール・オブ・デューティー・チャンピオンシップ(米国)
eスポーツは急成長中で、Call of Duty World League Championshipは毎年8月に5万人以上の観客を集め、賞金は200万ドルに達します。ミレニアル世代がビール片手に巨大スクリーンの前で熱狂する光景は、従来のスポーツ観戦と一線を画しています。

7. チェス・ボクシング(世界)
チェスとボクシングを交互に行う11ラウンド制の競技で、チェックメイトかノックアウトで勝者が決まります。インドで生まれたこの種目は、ロンドンでも定期的にイベントが開催され、2019年にはトルコで世界アマチュア選手権が開催されました。
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