サザンベル川船で楽しむチャンタヌーガ家族クルーズ体験記
チャンタヌーガの4本の橋を何度も渡ってきましたが、テネシー川そのものに浸りたくなったのは、5歳の娘と一緒に象徴的なサザンベル川船に乗ったときです。
春の爽やかな出航
450名収容可能な船に、暖かく澄んだ春の日に乗船。クルーズデッキは屋根がなく、風を感じながら景色を楽しめます。乗務員は黒と白のキャプテン制服で、まさに川船の伝統を体感。ダウンタウンのピア2、オルギアティ橋とマーケットストリート橋の間に停泊しており、元カジノ船らしい煙突やプレスド・ティンの天井、グランドシャンデリアデッキでのイベントが魅力です。停泊中のデッキには3rd Deck Burger Barがあり、川面から約12メートル上の屋外テラスや室内席で食事が楽しめます。
サザンベルの概要と運航スケジュール
1980年代中頃にテネシー州ヘイルズバーで建造されたサザンベルは、3階層にわたって最大450名を収容できます。私たちが参加した「Spring Canyon Cruise」では、200名未満の乗客が3時間のゆったりクルーズを楽しみました。クルーズは2月から土曜に運航し、シーズンは3月中旬から12月まで。2時間未満の標準観光クルーズは5月から12月に定期運航し、1月を除く毎月の季節限定クルーズもあり、40名以上のプライベートチャーターも可能です。
テネシー川グレンジへの冒険
3月の週末クルーズでは、テネシー川峡谷の入り口、通称「テネシーのグランドキャニオン」へ向かいました。チャンタヌーガ川歴史家のハーバート・グレイ氏がナレーターを務め、シグナルマウンテンは実はウォルデンリッジの頂上にある街で、南北戦争時の煙信号に由来する名前だと解説。ベイラー・スクール付近の岩石は5億年前のもの、巨大なバージが1隻で61台のトラクタートレーラーに相当する貨物を運び、カヤックや釣り人と共存していることなど、川の多様性を学びました。
船内での食事とエンターテイメント
下層デッキの40テーブルのうちの一つで、ライブミュージックを奏でるトニー船長のバンドを聴きながら、チキンブレスト、ローストビーフ、バター風味のロール、インゲン、ポテトのビュッフェを堪能。食後は陽光が降り注ぐ上層デッキへ。各階層にスナックバーがあり、キャンディやポップコーン、ビールやワインが販売されています。モカシンベンド付近ではハーバート氏がデッキに上がり、子どもたちにランドマークを紹介しながら楽しい時間を過ごしました。
娘の冒険心とお土産
娘の興味が薄れた頃、船は橋へと向かい、船長が時速約14kmでゆっくりと航行する様子を見学。下船後はビンゴゲームに挑戦し、残念ながらユニコーンのぬいぐるみは当たりませんでしたが、ピア2にあるチャンタヌーガ最大級のギフトショップで素敵なお土産を手に入れました。
まとめ
テネシー川はチャンタヌーガの宝石のような存在です。サザンベル川船は歴史と教育、家族での楽しさを融合させ、黄金時代の川船の雰囲気を現代に届けてくれました。




