アウターバンクスで楽しむバードウォッチング完全ガイド
鳥はウィルバーとオーヴィル・ライトにインスピレーションを与えた原初の飛行者です。アウターバンクスは約400種の野鳥が生息し、バードウォッチャーにとっての楽園です。
主な観察スポット
Pea Island 国立野生生物保護区
ハッタラス島北端に位置するこの保護区は、冬季に数千羽のスノーガチョウ、カナダガチョウ、ツンドラスワン、25種のカモが集まります。海岸の繁殖地や水鳥のコロニーもあり、絶滅危惧種のハヤブサやパイピング・プローバーも観察可能です。
Nature Conservancy の Nags Head Woods Preserve
何世紀も生き続けたオーク、ヒッコリー、ブナが砂丘を覆う山のようなキャノピーを形成しています。ここでは100種以上の鳥が記録され、50種以上が繁殖しています。さらに15種の両生類、28種の爬虫類、7種の淡水魚、希少な水スミレなど多様な水生植物が生息しています。
(Photo by Coastal Carolina Purple Martin Society)
ウィリアム・アムステッド橋(ロアノーク島北部)
毎年、ブラジルや南米北部から渡ってくるパープルマーティンが10万羽を超える大規模なコロニーを築きます。衛星追跡により渡り路が確認されており、個体が同じ地点に戻るかどうかは現在も研究が続けられています。
イベント情報
Wings Over Water Wildlife Festivalは、米国屈指の野生動物イベントです。バードウォッチング、カヌー、写真、アート、自然史ツアーが楽しめ、国内外から参加者が集まります。主催は秋の晩秋に開催され、天候が穏やかで混雑も少なく、料金も抑えられます。12月のエンコアは、寒冷条件下での渡鳥ラッシュを狙うバードウォッチャーとフォトグラファーに最適です。
季節別観察ポイント
春
Pea Island Wildlife Refuge Center が毎日開放され、ボランティアが案内するバードウォークが開催されます。沼地や森林、海岸が緑化し、海鳥が水鳥に代わり、熱帯系のシギ類が中南米から戻ってきて沿岸の低木に巣を作ります。黒腹チドリ、アメリカオオチドリ、茶色ペリカンなどが見られます。
夏
リフュージセンターでは、ノースポンドトレイルを巡るカヌーツアーや野生生物・生息地に関する教育プログラムが提供されます。砂丘の花が咲き、乾いた沼地が新たな餌場となり、青ヘラジカ、オオサギ、スノーイーグレット、アメリカコトドリ、黒首スタイリス、黒スキマーが観察できます。
秋
保護区は引き続き毎日開放され、ボランティアのバードウォークが行われます。カモ、白鳥、ガチョウが季節の主役となり、渡り鳥が南へ向かう途中で休息します。アメリカチョウゲンボウ、北部ピントテイル、ミサゴ、タカ、レッドヘッドダック、ウィレットが目立ちます。
冬
ノースポンドトレイル、ビーチ、ハイウェイ12のドライブが日常的に利用可能です。12月から2月にかけては、マガモ、北部ショベル、ツンドラスワン、アメリカオオハシ、アメリカウィゲン、カンバスクラウド、北部ハリヤー、スノーガチョウなど大群が飛来します。




