マサチューセッツ州セーラムで黒人歴史月間を祝うウォーキングツアー
2月はブラックヒストリーマンスです。今回は、セーラムの黒人遺産に焦点を当てたウォーキングツアーをご紹介します。
音声ツアーの利用方法
Voices Against Injustice が提供する音声ガイドは、スマートフォンで無料ダウンロードできます。まず UniGuide アプリをインストールし、メニューから「Salem’s Black Heritage」を選択してください。全24箇所のスポットを巡りながら、ティトゥーバの魔女裁判での役割から、現代作家スティーブン・ヘミングウェイの成功まで、セーラムの黒人史を学べます。
ツアー終了後も UniGuide アプリは残しておくと、セーラム以外の全国各地のツアーも利用可能です。
主要スポット紹介
Chestnut Street – ジョン・レモンドのケータリング事業
19世紀初頭、キュラソー出身の移民ジョン・レモンドは、セーラムで成功したケータリング事業を営みました。彼はセーラム200周年記念式典や大統領アンドリュー・ジャクソンの晩餐会など、重要なイベントの企画を手掛けました。現在はハミルトン・ホールがレモンドの遺産を引き継ぎ、結婚式やテーマボール、講演会などの社交イベントが開催されています。
Harmony Grove Cemetery – レモンド一家の墓所
ジョン・レモンドとその家族はこの墓地に埋葬されています。ここから、彼の子どもたちであるチャールズとサラが、19世紀半ばのセーラムの奴隷解放運動で果たした活動について学べます。
サラ・レモンドの国際的な活動
サラは米国、アイルランド、スコットランド、イングランドを巡り、南北戦争中に英国議会へ南部連合への支援を断るよう働きかけました。戦後はヨーロッパに留まり、イタリア・フィレンツェで医師として活躍しました。
チャールズ・レモンドの奴隷廃止運動
チャールズはアメリカ反奴隷制度協会に選ばれ、ロンドンで開催された世界会議の代表として参加しました。セーラムの奴隷廃止活動家やウィリアム・ロイド・ギャリソンの支援を受けつつ、南北戦争中はマサチューセッツ第54連隊の募集担当としても活動しました。
その他の見どころ
- Lyceum Hall – セーラム女性反奴隷協会の拠点
- Pond Street と Rice Street – アフリカ系アメリカ人の船員や商人の住宅が並ぶエリア
- Cedar Street – マサチューセッツ第54連隊の志願兵や隊長ルイス・エミリオが住んでいた通り




