インド・ラジャスタンの壮麗なハワーマハルは935個の窓を持つが、内部は見えない
ある画像が私たちの妄想やムードボード、Instagramのフィードに残像のように現れ、背後にある物語を知りたくさせます。まさに、ジャイプルにそびえるこの衝撃的なピンクの宮殿です。
この写真を見た瞬間、思わず「すごい!」と叫んでしまいました。最初に思ったのは、実在する建物なのか、フォトショップで加工されたのか、そして誰が撮影したのか、どうやって行けばいいのかということです。
この建物はハワーマハル(風の宮殿)と呼ばれ、インド・ラジャスタン州ジャイプルに実在します。935枚の格子窓と通風の効いた中庭が特徴で、風の宮殿と愛称されます。1799年に当時の王宮の拡張として建設され、5階建てでヒンドゥー教の神クリシュナの王冠を模したデザインです。ラジプート王がクリシュナを崇拝したことからこの形が採用されました。
ハワーマハルは居住用ではなく、王族の女性が外界から目を遮られながら街並みや行列を眺められるように設計された「プルダ(覆面)」制度の一環です。多数の小さな窓からは市場や王の行列を見ることができましたが、外からは姿が見えませんでした。
この完璧に対称的で、まるで現実離れした写真を撮影したのは、香港を拠点とするアートディレクター兼世界を旅するヴィクター・チェンです。彼は各都市や文化からインスピレーションを得て、独自の視点で写真を捉えることに情熱を注いでいます。ハワーマハルの本来の機能は時代とともに廃れましたが、その外観は今もなお訪れる価値のある圧倒的な観光名所です。
ハワーマハルへのアクセス
ジャイプル空港から:バスで約30分、バディ・チュパッド交差点で下車します。ハワーマハルは毎日午前9時から午後4時30分まで見学可能です。
詳しくはこちら:ハワーマハル(Wikipedia)
フォロー:@veeceecheng(ヴィクター・チェン)
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