モロッコで見逃せない5つの年間イベントカレンダー
フェスティバル熱がモロッコ全土に広がっています。花のティアラやVIPブレスレットは不要です。
モロッコといえば冬の太陽、ベルベル絨毯、サハラでのサンドボーディング後のラクダ乗りが思い浮かびますが、近年は会議や見本市、フェスティバルが増え、文化・政治の国際舞台として注目を集めています。
今年は真剣なアートフェスからヒッピー的な農業見本市まで、王室が後援するイベントも多数開催。ビジネスで訪れる旅行者にとってはラスベガスのような会議都市に代わる魅力的な選択肢となり、観光客にとっては産業イベントと重なることで、モロッコの旅がさらに華やかになります。ぜひカレンダーにマークしておきましょう。以下、私たちが選んだ年間ベスト5です。
マラケシュ国際映画祭
開催期間: 12月2日〜10日
世界的な映画祭の中でも、マラケシュは最も華やかな祭典を誇ります。今年はラ・マムーニア(La Mamounia)という豪華ホテルで開催され、ファニー・アルダン、イザベル・ユペール、ジェイソン・クラークといったスターや、ポール・ヴァーホーベン、ビル・オーガストら監督が参加しました。前年度のベスト作品をチェックしたり、インディーズ作品に出会える絶好の機会です。全上映は一般公開され、毎晩メイン広場で巨大スクリーンによる無料野外上映も行われます。
マラケシュ・ビエンナーレ
開催時期: 春(次回は2018年開催予定)
アートを通じて文化の橋渡しを目指すビエンナーレは、年々規模を拡大しています。2016年は「Not New Now」をテーマに、アフリカ・アラブ圏の作品に焦点を当て、市民意識、文化的抵抗、脱植民地化、エコロジー、民俗学など多様なテーマが展開されました。バルディ宮殿やラ・マムーニアなど歴史的建造物を会場に、オマーンのエスタブラク・アル=アンサリ、フランス/モロッコのセリーヌ・クローズ&レイラ・アラウィ、モロッコのユーネス・アトバネなどが出展しました。
SIAM国際農業ショー
開催時期: 4月
メクネスで開催されるこの年次農業見本市は、エコ志向の参加者に大好評です。2016年は「レジリエントで持続可能な農業」をテーマに、63か国からの代表団と100万人の来場者を迎えました。展示内容は地域特産、農業資材、機械、家畜、地元製品など多岐にわたります。
Pure Life Experiences旅行見本市
開催時期: 9月
Beyond Luxury Media が主催するこの年次トラベルカンファレンスは、ホテル経営者、ツアーオペレーター、旅行代理店、ジャーナリスト(例:Fathom共同創業者パヴィア・ロサティ)など、実験的で独立した旅行に関心のある業界関係者が集まります。一般公開はされませんが、業界関係者にとっては欠かせないネットワーキングの場です。パーティーに潜入できれば、忘れられない夜になること間違いなしです。
COP22 気候変動会議
開催時期: 11月
モロッコは195か国を迎えて第22回国連気候変動会議(COP22)を開催しました。マラケシュ郊外に持続可能な仮設村が設置され、パリとモロッコを拠点とする建築事務所 Oualalo+Choi が、現地調達・リサイクル素材を用いてデザインしました。会場周辺の旧市街にもエコパビリオンが点在し、サステナビリティと現代モロッコ建築の融合が体感できます。
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