360°パノラマ列車で巡る、マチュピチュへの最高の旅
旅行フォトグラファーのタンヴィール・バダルが、Fathomの取材で新たなマチュピチュへの到達方法を発見しました。
360°マチュピチュ列車の登場
ペルー・オヤンタイタンボ―1911年にハイラム・ビンガムがマチュピチュを発見して以来、訪問者は徒歩か列車で遺跡へ向かっています。特に列車が人気です。2023年3月、インカ・レールは「360°マチュピチュ列車」を運行開始しました。私はそのローンチ日に同行し、初乗車客のひとりとして1時間半の旅を体験しました。
駅での待ち時間と出発
石畳の街オヤンタイタンボにある賑やかな駅に到着すると、インカ・レール専用のプライベート待合室がありました。余裕があったので荷物を置き、コカの葉ティーを楽しみました。その後、改札を通り、もう一つのカフェ風待合室でティーに熱湯を足してひと息。
列車に乗り込む瞬間
列車が駅に滑り込むと、私は思わず写真を撮りました。「世界遺産マチュピチュへ、初めて向かう列車に乗る」ことの感動を噛み締めました。旅の忙しさに流されず、今この瞬間を楽しむことの大切さを改めて実感しました。
360°の眺望が広がる旅路
アグアス・カリエンテス(マチュピチュへの玄関口)へ向かう列車は、景色が美しくスムーズでした。乗客全員がペルーの大自然を全方位で楽しめるよう設計されており、ウルバンバ川が流れる聖なる谷やインカの段々畑、緑豊かな山々が次々と目に入ります。
インカ・レールの列車タイプ
360°列車のほか、インカ・レールは「プライベートマチュピチュ列車」「ファーストクラス列車」「ボイヤージャー列車」の3種類も提供しています。360°列車は6両編成で、屋上に観望デッキと屋外プラットフォームを備えています。
車内サービスと観望デッキ
ランチ予約があったため食事は期待していませんでしたが、乗務員がチーズサンドイッチとグラノーラの軽食を差し出してくれました。その後、オープンエアの観望デッキ車両へ移動。
デッキに上がると、乗客は左右の通路で立ち位置を変えながら景色を楽しんでいました。ニューヨークの地下鉄で培った乗車感覚で、手すりに掴まりながら写真を撮ることができました。私はほとんどの時間をこの車両で過ごし、絶景に浸っていました。
上部アマゾンの湿度を感じる
ある乗客が「湿度が上がってきた」とつぶやくと、列車は上流アマゾン地域に差し掛かっていることが分かります。マチュピチュはアンデス山脈とアマゾンの間に位置し、標高と気候が徐々に変化します。
目的地到着
やがて、駅から見えるインカテラ・マチュピチュ・プエブロ・ホテルが通過し、ついにアグアス・カリエンテスに到着しました。乗車時間は短く感じましたが、快適さと景観の素晴らしさに満足しました。
翌朝はシャトルバスで30分のドライブを経て、ついにマチュピチュの遺跡へ足を踏み入れました。
360°列車の魅力
従来は有名なインカ・トレイルで徒歩での到着を想像していましたが、360°列車でインカ・バレーの美しさをカクテル片手に楽しめた今回の体験は、次回もぜひ選びたいルートです。
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