ヒューストンの怪奇スポットガイド
ヒューストンはテキサス州で最も人口が多く、米国でも4番目に大きい都市です。1860年代に鉄道の拠点として誕生し、現在は石油産業、NASA、金融、芸術が栄える、古さと新しさが交錯する街です。
ハロウィンが近づくと、ヒューストンの闇の側面が浮き彫りになります。実際に幽霊が出ると噂されるホテルや施設が多数あり、テキサス旅行の計画に怪奇体験を加えてみませんか。
闇の歴史:ライス・ロフツ(旧ライス・ホテル)
かつてはライス・ホテルとして知られ、1963年にジョン・F・ケネディ大統領が暗殺前の最終夜を過ごした場所です。アパートへ転換される前、宿泊客は物が揺れる音や冷たい感覚、光の出現、そしてケネディが眠っていた部屋に幽霊の気配を感じたと語ります。
しかし怪異は大統領の部屋だけに留まりませんでした。ホテルの舞踏室では、踊りながら光る幽霊のカップルが現れたという伝承があります。リノベーション後は、これらの幽霊ダンサーがロフトの屋上で「ダンス・マカブレ」を披露しているといいます。
Image Source: Wikimedia Commons葬儀の「楽しさ」を体験:全米葬儀史博物館
415 Barren Springs Driveに位置するこの博物館は、1992年創設。「地上の一日が良い日である」というミッションのもと、葬儀業界の歴史と慣習を保存・紹介しています。
展示品には、1920年代に手彫りされた木製の霊柩車や、バチカンと共同で作成した教皇の埋葬儀式に関するコレクション、南北戦争時代の有名な防腐師トーマス・ホルムズ博士の業績回顧が含まれます。さらに、ガーナ出身の彫刻家カーン・クエイがデザインした12体のカラフルな「ファンタジー棺」も展示されており、航空機やヒョウ、ロブスター、メルセデス・ベンツに似せた棺が見られます。ハロウィンに訪れるべきユニークなスポットです。
Image Source: Wikimedia Commons高揚する霊気:The Brewery Tap
717 Franklin Street(ルイジアナ通りとの角)にある歴史的な醸造所です。35種類以上のビールが楽しめ、ダーツやフレンドリーなスタッフが魅力。そこには「ウィリアム」と呼ばれる幽霊が出没します。
ウィリアムは1920年代に働いていた醸造所の従業員で、仕事中に亡くなったと伝えられています。オーナーは彼の写真を所持しており、丁寧に尋ねれば見せてくれるそうです。ビールを片手に、心地よい「スピリッツ」に浸ってみてください。
Image Source: Brewery Tap Houston公園のような墓地:グレンウッド墓地
ヒューストンのバッファロー・バイユーに沿って広がる19世紀創設の墓地で、風景はまるで美術園のようです。緩やかな小径が訪れる人々を魅了します。
ここには実業家で飛行家のハワード・ヒューズ、女優ジーン・ティアニー(映画『ゴースト&ミセス・ミューア』に出演)や、南北戦争時代に男性に変装して連合軍に参加した看護師兼スパイのサラ・エマ・エドモンドソン(旧姓:セイル)などが眠っています。墓地は電磁場が強いとされ、未解決殺人事件の被害者である所有者の幽霊が出るという噂もあり、心霊ハンターに人気です。
Image Source: Wikimedia Commons以上、ヒューストンで体験できる怪奇スポットをご紹介しました。ハロウィンだけでなく、いつでも訪れられる不思議な場所がたくさんあります。ぜひ自分だけの「幽霊探検」プランを立ててみてください。




