家族全員が知っておきたい、冬のロードトリップで役立つ10の重要ポイント
1. 厚着はやめよう
外は寒くても、車内で凍える必要はありません。厚手の手袋はハンドルの感覚を鈍らせ、操作がしにくくなります。長時間のドライブでは、かさばるコートは腕の動きを制限し、反応が遅れがちです。大きなスノーブーツもペダル感覚を失わせ、誤踏のリスクが高まります。運転時はスニーカーに履き替えましょう。赤ちゃんをフリースコートで乗せるのは、チャイルドシートの安全性を損なうので絶対に避けてください。
2. 車の雪・氷はしっかり除去しよう
車体全体の雪や氷は必ず取り除きましょう。特に屋根に残った雪は、加速時に滑り落ちてフロントガラスに付着し、視界を奪います。リモートスタート機能がある場合は、エンジンを先にかけてデフロスターで氷を溶かしてから乗り込むと安全です。OnStar の RemoteLink アプリなどを使えば、スマートフォンからエンジンの始動・停止やロック操作が可能です。
3. 緊急用ロードキットを用意しよう
AAA が推奨する緊急キットの基本アイテムは次の通りです。
- 砂または猫砂(タイヤのすべり止め)
- 小型スコップ
- 懐中電灯
- アイススクレーパー/スノーブラシ
- ジャンプケーブル
- ブランケット
- 防水手袋またはミトン
- 発光三角表示板やフレア
その他、携帯電話の予備バッテリーや簡易救急セットも忘れずに。
4. 子どもを飽きさせない工夫
子ども用の冬用キットも用意しましょう。ポータブル充電器と充電ケーブル、タンパク質バーやドライフルーツ・ナッツなどのエネルギー補給食、再利用可能な水筒、ブランケットや枕、帽子・手袋をバックシートに配置します。ワークブックやシール、塗り絵、年齢に合わせたゲームも持参すると長時間のドライブでも退屈しません。スナックをたっぷり用意すれば、トイレ休憩以外の停車回数を減らせ、目的地に早く到着できます。
5. スキー用品は車に積み込まない
車内が子どもや荷物でいっぱいになり、後部ウィンドウが見えなくなることはありませんか?ウィスコンシン州のグランド・ジュネーブ・リゾートのスティーブ・マグナソン氏は、スキーやスノーボードは山頂でレンタルすれば、車内スペースと時間の両方を節約できるとアドバイスしています。
6. ウィパー液を冬用に変えよう
KBB のリンドランド氏は、夏用ウィパー液から凍結防止効果のある冬用ウィパー液へ切り替えることを推奨しています。また、凍ったドアを開けやすくするために、携帯用の除氷スプレーをバッグに入れておくと便利です。
7. 気温に注意しよう
寒いほど道路が危険だと思いがちですが、実は氷の中でも最も滑りやすい温度帯は 28〜34°F(約-2〜1°C)です。この範囲では氷が薄く溶けて再凍結し、路面が極めて滑りやすくなります。昼間に溶けた水が夜間に凍結するため、夕方の帰路は特に注意が必要です。シボレー・トラバースの「Traction Mode Select」など、トラクションコントロールを調整できる車種を選べば、路面状況に合わせてリアルタイムで走行モードを変更できます。
8. 車の点検を忘れずに
子どもと同様に、車も年に一度は点検が必要です。特にタイヤのトレッドが 1/8 インチ(約3mm)未満になると、濡れた路面や雪道でのトラクションが低下します。タイヤ空気圧は月に一度、冷えた状態でチェックし、必要に応じて調整してください。極寒地域ではスタッドレスタイヤやチェーンの装着を検討し、冬用タイヤへの交換はこの時期が最適です。
万が一の故障時に備えて、ロードサービスの連絡先や簡易修理キットの場所も確認しておきましょう。
9. 冬道の運転注意点
AAA が提案する冬季走行の基本は次の通りです。
- 速度を落とし、路面状況に合わせて加速・減速・ハンドル操作はゆっくり行う。
- 追従距離を通常の 3〜4 秒から 4〜5 秒以上に伸ばす。
- ブレーキとハンドル操作は同時に行わず、まずブレーキで速度を落とし、次にハンドルを切り、最後に加速する。
- 駐車は東向きにすると、朝日の暖かさで凍結が解けやすくなる。
10. 冬の割引や旅行先を活用しよう
冬は雪景色が美しい国立公園が格安で楽しめるシーズンです。ユタ州のアーチーズ国立公園やアリゾナ州のグランドキャニオンは、夏の混雑や高額な宿泊費を避けられます。例えば、グランドキャニオン周辺の宿は夏季で 200 ドル以上の部屋が、冬季は 100 ドル以下で予約可能です。さらに、テキサス州南部のビッグベンド国立公園は光害が少なく、冬の星空観測に最適です。
他にも雪に覆われた魅力的な町やリゾートが多数ありますので、ぜひ冬の旅行プランに取り入れてみてください。




