ガソリン給油時にやりがちな13の危険なミス
たばこを吸う
ジョージア州の防火責任者ブレンダ・トーマス氏によると、給油中に喫煙することが最も大きな火災リスクです。たばこの灰の一粒が空気中のガソリン蒸気に引火し、車や周囲を燃やす可能性があります。「火災が起きたら、ノズルは外さずにすぐ離れ、店員に燃料を止めてもらいましょう」とトーマス氏は語ります。
給油中に車に戻る
寒さや雨をしのぐために給油中に車に乗り込むのは危険です。車のドアを触れることで体にたまった静電気がノズルに放電し、火花が出ることがあります。バージニア州の消防長グレゴリー・ウォームサー氏は、ノズルに手をかける前に金属部分(ドアなど)に裸手で触れて静電気を放電させるよう勧めています。
ノズルを付けたまま走行する
給油後に急いで車を走らせ、ノズルが残ったまま出発すると、ブレークアウェイ機能が作動してもディスペンサーが損傷する恐れがあります。燃料漏れは修理費が高額になることも。給油が終わったら必ずノズルが外れているか確認し、落ち着いて出発しましょう。
携帯電話を使用する
石油機器協会は、給油中の携帯電話が直接火災を引き起こすことはないとしていますが、電話に注意が向くことで「ノズル付きのまま走り去る」事故が増えると指摘しています。安全のため、給油中はメールや通話は控え、作業に集中してください。
タンクを「満タンまで」注ぐ
自動止めバルブが作動した後も数滴のガソリンを入れ続ける「オーバーフィル」は危険です。ガソリンは膨張するため、タンク内圧が上がり漏れの原因になります。また、無駄な燃料がこぼれコストも増えます。止めバルブが作動したら給油を止めましょう。
車のドアをロックしない
1日約4000万件の給油が行われる中、スリが車内の貴重品を盗む「スライディング」被害が増えています。給油前にキーをイグニッションから抜き、ドアをロックするだけで防げます。
クレジットカードやデビットカードを使用する
カード情報を盗む「スキミング」も給油所で頻発しています。外部スキマーはキー入力部に緩く取り付けられた新品のように見えることが多いです。内部スキマーはディスペンサーの扉が無理に開かれた形跡があります。疑わしい場合は店員に報告しましょう。
ガソリンが皮膚に触れる
ガソリンは有毒で、皮膚に付着すると刺激ややけどを起こすことがあります。給油後はノズルを車のタンクに軽く叩き、残りのガソリンを落としてから戻すと安全です。
携帯容器に給油する
ポータブル缶に給油する際は静電気に注意が必要です。NIOSHの調査では、トラックのプラスチックベッドやカーペットの車内で給油すると静電気火災が起きやすいと報告されています。缶は必ず地面に置いた状態で給油し、認証済みのガソリン専用容器を使用してください。
ガソリンの蒸気を吸い込む
長時間の吸入は肺にダメージを与え、呼吸困難や頭痛を引き起こす可能性があります。給油時に蒸気を直接吸い込まないようにし、密閉された場所でエンジンをかけたままにしないことが重要です。
給油中にエンジンをかけたままにする
エンジンが動いていると熱と電気がガソリン蒸気と混ざり、静電気火花のリスクが高まります。特に乾燥した冬季は注意が必要です。給油前にパーキングに入れ、キーを抜いてからノズルを取るようにしましょう。
ディーゼル燃料をレギュラーガソリン車に入れる
ディーゼルポンプは緑色のハンドルで区別されており、通常はガソリン車の口に合いませんが、慌てていると誤って入れることがあります。ディーゼルを入れたらすぐにエンジンを止め、整備工場でタンクを抜いてもらいましょう。
警告表示を無視する
給油所に掲示された「禁煙」「携帯電話使用禁止」などの注意書きを読むだけで、多くの事故を防げます。トーマス氏は「警告を無視すると自ら危険にさらすことになる」と警鐘を鳴らしています。




