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サン・ペドロ・デ・ラ・ロカ・デル・モロ要塞

サン・ペドロ・デ・ラ・ロカ・デル・モロ要塞

概要

1997年にユネスコ世界遺産に登録されたサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ・デル・モロ要塞は、サンティアゴ・デ・キューバの港口に位置する高さ60メートルの岬の上にそびえ、市の南西約10kmにあります。上部テラスからは荒々しい西海岸と背後のシエラ・マエストラ山脈の絶景が望めます。

歴史

イタリア人軍事技師フアン・バウティスタ・アントネリが1587年に設計(ハバナのラ・プンタ砦とエル・モロ砦も手掛けた)。1554年の海賊襲撃を受けてサンティアゴ防衛のために建設が決定され、資金不足で遅延しながら1633年に着工、約60年かけて完成しました。その間、イギリスの私掠船ヘンリー・モーガンが要塞を襲撃し、損傷させました。

1700年代初頭に完成したものの、海賊活動の減少により大規模な戦闘は少なく、主に砲台や防壁として機能しました。1800年代からは刑務所として使用され、1898年の米西戦争(スペイン・キューバ・米国戦争)では一時的に使用されました。1960年代後半にキューバ人建築家フランシスコ・プラット・プイグが復元作業を主導し、現在の姿が整えられました。

見どころ

現在、要塞内には魅力的な海賊博物館(Museo de Piratería)が設置され、1898年の米西戦争における湾での海戦に関する展示も行われています。

ハバナの要塞と同様、夕暮れ時には大砲射撃式典(cañonazo ceremony)が行われ、マンビ風の衣装を着た俳優が大砲を発射します。

アクセス情報

バス212号でシウダマルまで下車し、徒歩約20分で到着します。また、パルケ・セスペデスから往復タクシーで約25CUC(待機時間込み)でアクセス可能です。

多言語対応の専門ガイドが歴史的背景を分かりやすく解説し、チップは慣習として歓迎されます。


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