シタデル・ラフェリエール
概要
ハイチ人はシタデル・ラフェリエールを「世界第八の奇跡」と誇ります。標高900mのラフェリエール山頂へハイキングしたり、15ドルで乗馬ツアーに参加すれば、その理由が分かります。
要塞の特徴
1820年に完成したこの要塞は、20,000人の労働者が建設し、王族と5,000人の駐屯兵が1年分の食糧・物資を備えていました。壁の厚さは4m、高さは最大40mで、実質的に侵入不可能でしたが、実戦で砲は一度も発射されませんでした。
防御設備と砲台
堀や抜け道、死角を利用した防御構造の中に、最初の砲台群が配置されています。要塞全体で160門以上の砲が設置されており、主にイギリス・スペイン・フランスから捕獲したものです。かつては50,000発の砲弾が保管されていましたが、現在は多くが失われています。
王と墓所
要塞中心の中庭には将校用宿舎があり、そこに王ヘンリー・クリストフの墓があります。王は自ら命を絶ち、山の中に埋められた巨大な岩の下に眠っています。その上の階には、義兄のノエル王子の白壁の墓があります。
見どころと周辺
見学には数時間を見込んでください。隠し通路やホール、壮大な城壁からの眺望を楽しめます。要塞はほぼ全てが切り立った崖に囲まれ、背後だけが開けており、南側には「ラミエール砦群」へと続く景観が広がります。冒険心ある方は、崩れかけて森に飲み込まれつつある4つの小砦へハイキングできますが、多少の体力は必要です。

